北海道江別市で買取させていただいた、Selmer Mark VI 15万番台 マーク6 MARK6をご紹介します。
Henri Selmer Paris(セルマー)は、1885年に設立された、フランスのパリに本社を置く楽器メーカーで、特にサクソフォンやクラリネットなどの管楽器で高く評価されています。
100年以上にわたり、フランスのマント・ラ・ヴィルにある工房で作られている楽器とマウスピースには、設計に携わった音楽家の期待と、それを形にする職人たちの情熱が込められています。全ての楽器は、工房を出発する前に、プロの音楽家であるアドバイザーによって1本1本テストされ、認定されています。

セルマー Mark VI(マーク6)は、1954年から1974年まで製造された伝説的なサックスであり、ジャズやクラシックのプレイヤーに広く愛用されてきました。特に15万番台のモデルは、1967年頃に製造されたもので、エッジの効いた明るいサウンドが特徴とされています。
このモデルは、前身であるSuper Balanced Actionから改良され、よりスムーズなキーアクションとパワフルな音色を実現しました。特に、オクターブキーのメカニズムが改良され、演奏時の操作性が向上しています。また、ベルとU字管の設計が変更され、より豊かな響きを生み出す構造になっています。

セルマー Mark VIは、ジャズ界の巨匠たちに愛されてきました。代表的な使用者としては、David Sanborn、Kenny Garrett、Eric Marienthalなどが挙げられます。彼らはこの楽器の持つ独特の音色を活かし、数々の名演を残してきました。特に、15万番台のモデルは、デヴィッド・サンボーンのようなエッジの効いたサウンドを求めるプレイヤーに適しているとされています。
この楽器は、ジャズやフュージョンの演奏に最適であり、パワフルな音を求めるプレイヤーに向いています。特に、ソロ演奏やバンドの中で際立つサウンドを求める場合、Mark VIの15万番台は理想的な選択肢となるでしょう。Mark VIは、今なお多くのプレイヤーに愛される名器であり、その音色と演奏性は他のモデルとは一線を画します。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
製造年 | 1967年頃 |
キー配列 | オフセットキー |
オクターブキー | 改良型メカニズム |
ベル設計 | U字管の長さ変更 |
材質 | 真鍮製 |
仕上げ | ラッカー仕上げ |
使用アーティスト | David Sanborn、Kenny Garrett、Eric Marienthal |
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