福島県いわき市で買取させていただいた、LUXMAN ラックスマン L-505uをご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

L-505シリーズの集大成として登場した特別仕様のプリメインアンプ。

L-505uには、独自のODNF(Only Distortion Negative Feedback)回路が採用されており、増幅回路の出力から歪成分のみを抽出してフィードバックすることで、初期スルーレートの向上と広帯域再生を実現しています。さらに、パワーアンプ部には入力段をパラレル構成とした最新のVer.2.2を導入し、より高精度な音楽再現性を追求しています。

電源部および信号伝送の要所には、ラックスマン独自の高純度OFCワイヤーを使用し、すべての回路ブロックには高剛性のガラス繊維基板を採用。さらに、繰り返しの試聴を経て選定されたラックスマンオリジナルのカスタムパーツを用いることで、音質のさらなる向上を実現しています。
【スペック】
| 型式 | プリメインアンプ |
| 連続実効出力 | 140W+140W(4Ω) 100W+100W(8Ω) |
| 入力 | ライン4系統 フォノ1系統(MM/MC切替) バランスライン1系統 |
| 録音入出力 | ライン2系統 |
| プリ出力、メイン入力 | 各1系統 |
| スピーカー出力 | A、B2系統 |
| 増幅回路 | ODNF2.2 |
| 出力構成 | バイポーラ・パラレルPP |
| 電源トランス | EI型440VA |
| 全高調波歪率 | 0.005%以下(8Ω、1kHz) 0.03%以下(8Ω、20Hz~20kHz) |
| 入力感度/インピーダンス | Phono MM:2.5mV/47kΩ Phono MC:0.3mV/100Ω Line:180mV/42kΩ Bal.Line:180mV/79kΩ Main in:1V/51kΩ |
| 出力電圧 | Recorder:180mV Pre out:1V |
| S/N比(IHF-A) | Phono MM:91dB以上 Phono MC:75dB以上 Line:105dB以上 |
| 周波数特性 | Phono:20Hz~20kHz ±0.5dB Line:20Hz~100kHz +0 -3.0dB |
| ダンピングファクター | 110 |
| トーンコントロール最大変化量 | Bass:±10dB(100Hz) Treble:±10dB(10kHz) |
| 付属装置 | [フロントパネル側] パワーメーター ヘッドホンジャック フォノMC レコーディングセレクター スピーカーセレクター モードセレクター トーンコントロール バランス ラインストレート サブソニック セパレート [リアパネル側] バランスフェーズ・インバーター ラインフェーズ・センサー ACインレット |
| ACアウトレット | 非連動:2系統、合計最大300W |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 210W(電気用品安全法) 82W(無信号時) 1.2W(スタンバイ時) |
| 外形寸法 | 幅467x高さ179x奥行437mm |
| 重量 | 21.0kg |
| 付属 | リモコン 電源ケーブル(JPA-10000) |
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