北海道当麻町で買取させていただいた、McIntosh MA6900をご紹介します。
マッキントッシュ・ラボ(McIntosh Laboratory, Inc.)は、1949年にアメリカで設立された高級音響機器メーカーです。
特にオーディオアンプやスピーカーで有名で、その製品は高品質な音響性能と独特のデザインで多くのオーディオファンに愛されています。
マッキントッシュのアンプ製品は、左右に配置された「ブルーアイズ」と呼ばれるパワーメーターが特徴的です。
1990年にクラリオンの米国法人に買収され、その後2003年にはディーアンドエムホールディングスの傘下に入りました。現在は、イタリアの持株会社ファインサウンズの傘下にあります。
今回の商品、McIntosh MA6900は5バンド・イコライザー内蔵の統合アンプです。
5バンド・イコライザー回路は、5つの異なる周波数帯域を最大12dBまでブーストまたはカットすることができます。ツマミが中央に位置している場合、信号回路から除外され、入力ソースの音がそのまま再生されます。
全ての入力、出力、データポートには、ロジックで動作する電磁マグネットスイッチが搭載されており、デジタルロジックICによって信号の切り替えが行われています。この際に使用されるリレーは、不活性で無酸素の気体で満たされたガラスチューブ内に、金、ロジウム、ルテニウムでメッキされた接点を封入することで信頼性を高めています。
【スペック】
型式 | インテグレーテッドアンプ |
定格出力(両ch動作時) | 200W+200W(2Ω、4Ω、8Ω、正弦波連続出力) |
負荷インピーダンス | 2Ω、4Ω、8Ω(独立端子) |
出力周波数帯域幅 | 20Hz~20kHz |
全高調波歪率 | 0.005%以下(20Hz~20kHz、250mW~150W、両ch動作時) |
混変調歪率(両ch動作時) | 最大0.005%以下(20Hz~20kHzの任意の組み合わせ時、250mW~200W) ※瞬間ピーク出力が定格出力の400Wを超えない時 |
周波数特性 | 20Hz~20kHz +0 -0.5dB |
プリアンプ部最大出力電圧 | 8V(20Hz~20kHz) |
入力感度 | Phono:2.5mV(2.5V定格出力、0.5mV IHF) High Level:250mV(2.5V定格出力、50mV IHF) Power amp in:2.5V(定格出力) |
SN比(IHF-Aネットワーク) | Phono:90dB(入力10mV以下時、84dB IHF) High Level:100dB(定格出力以下時、90dB IHF) Power amp:110dB(定格出力以下時) |
IHFダイナミックヘッドルーム | 2.4dB(2Ω、4Ω、8Ω) |
ダンピングファクター | 100以上(8Ω) |
最大入力信号 | Phono:90mV High Level:8V |
電圧ゲイン | High Level → tape:0dB High Level → main:20dB |
イコライザーコントロール | 50Hz、150Hz、500Hz、1.5kHz、10kHz ±12dB |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz、4.0A |
外形寸法 | 幅444.5x高さ181.0x奥行419.1mm |
重量 | 33.8kg |
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