宮城県仙台市で買取させていただいた、CONTAX T3 ブラックをご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

CONTAX T3 ブラックは、2001年に発売された高級コンパクトフィルムカメラで、フィルムカメラの最終進化形とも言われています。デジタルカメラではないため画素数の概念はなく、販売台数は公表されていませんが、現在も中古市場で高い人気を誇るモデルです。
このカメラの最大の特徴は、コンパクトながらも高い描写性能を持つCarl Zeiss Sonnar T* 35mm F2.8レンズを搭載している点です。このレンズはシャープな描写と美しいボケを実現し、スナップ撮影やポートレート撮影に適しています。前モデルのT2と比較すると、焦点距離が38mmから35mmに変更され、より広い画角で撮影できるようになりました。

ボディはチタン製で、耐久性と高級感を兼ね備えています。シャッター速度は1/1200秒まで対応し、動きのある被写体の撮影にも適しています。また、オートフォーカスの精度が向上し、より正確なピント合わせが可能になりました。ファインダーは逆ガリレオ型のブライトフレームを採用し、視認性が高く、撮影時の構図決定がしやすい設計になっています。
CONTAX T3 ブラックは、フィルムカメラの最終期に登場したモデルでありながら、現代でも高級コンパクトカメラの決定版として評価されています。特にストリートフォトやドキュメンタリー撮影に適しており、持ち運びやすいサイズと優れた描写性能を兼ね備えています。CONTAX T3 ブラックは、フィルムカメラの魅力を存分に味わいたい方にとって、理想的な選択肢となるでしょう。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 2001年 |
販売台数 | 非公表 |
標準レンズ | Carl Zeiss Sonnar T* 35mm F2.8 |
シャッター速度 | 1/1200秒 |
ファインダー | 逆ガリレオ型ブライトフレーム |
ボディ材質 | チタン |
サイズ | コンパクト設計 |
重量 | 約T2より軽量化 |
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