福岡県北九州市で買取させていただいた、JBL 4338をご紹介します。
JBL（ジェービーエル）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ノースリッジでジェームス・B・ランシングにより1946年にて設立された音響機器製造会社です。
1969年にジャービス・コーポレーション（現ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ）に買収され、その後、韓国のサムスン電子がハーマン・インターナショナル・インダストリーズを買収したことで、その傘下に入りました。
新開発の大型ホーンを組み合わせたスタジオモニタースピーカーシステムです。
低音域には38cmのコーン型ウーファー「1500FE」を搭載しています。このユニットは、Project K2 S9800用に開発されたウーファー「1500AL」を基にしており、スタジオモニターに求められるリニアリティや振幅特性を追求して設計されています。
中域には、435Alドライバーユニットを使用したホーン型ミッドレンジが搭載されています。この435Alは、7.5cmのアルミダイアフラムを持つコンプレッションドライバーで、軽量なアルミリボン線ボイスコイルと高効率のネオジウムマグネット磁気回路を採用しています。その結果、高域までしっかりと伸びる帯域バランスと自然な音の再生が可能です。
高域には045Tiドライバーユニットを使用したホーン型ツィーターが搭載されています。この045Tiは2.5cmのコンプレッションドライバーで、振動板にはエッジ一体成型の純チタンダイアフラムを採用しています。また、軽量なアルミリボン線ボイスコイルとネオジウムマグネットの磁気回路を使用しており、これにより40kHzを超える超高域の再生が可能です。
【スペック】
| 方式 | 3ウェイ・3 スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
| ユニット | 低域用:38cmコーン型(1500FE) 中域用:ホーン型(7.5cmドライバー 435Al) 高域用:ホーン型(2.5cmドライバー 045Ti) |
| 再生周波数帯域 | 35Hz～40kHz -6dB |
| インピーダンス | 8Ω |
| 許容入力 | 300W(RMS) |
| 出力音圧レベル | 93dB/2.83V/m |
| クロスオーバー周波数 | 750Hz、9kHz |
| 外形寸法 | 幅549x高さ921x奥行375mm |
| 重量 | 63.4kg |
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