福島県田村市で買取させていただいた、YAMAHA GT-2000をご紹介します。
ヤマハ株式会社は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

YAMAHA GT-2000は、1982年にヤマハから発売された重量級のターンテーブルで、アナログオーディオの黄金期を象徴するモデルの一つです。GT-2000は、徹底した物量投入と精密な設計により、極めて高い音質を実現しました。ターンテーブルの直径は374mm、重量は5.8kgにも及び、慣性モーメントは1.2t-cm²という驚異的な数値を誇ります。このターンテーブルは、熱間鍛造アルミニウムを使用し、高精度なダイナミックバランスを確保しています。

駆動系には、起動トルク2kg・cmのDCコアレスホールモーターを採用し、正負両方向サーボによる正確な回転を実現。キャビネットは高密度パーティクルボードを5層に積層した構造で、重量は14.5kgに達します。これにより、不要な振動を抑え、安定した音質を提供します。

トーンアームには、仮想一点支持ジンバルサポート方式を採用し、初動感度7mgという高感度を実現。S字型のロングアームを採用し、純アルミニウム削り出しのヘッドシェルが付属しています。さらに、インシュレーターはスプリングとラバーの複合型で、低域・高域に適した素材を組み合わせた構造となっています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
ターンテーブル径 | 374mm |
ターンテーブル重量 | 5.8kg(ゴムシート含む) |
慣性モーメント | 1.2t-cm² |
材質 | 熱間鍛造アルミニウム |
キャビネット寸法 | 545W×395D×100H(125H with Bottom)mm |
キャビネット重量 | 12kg(14.5kg with Bottom) |
モーター形式 | DCコアレスホールモーター |
駆動方式 | クォーツPLL・正負両方向FGサーボダイレクトドライブ |
回転数 | 33 1/3、45rpm |
起動トルク | 2kg・cm |
トーンアーム形式 | S字形ライトヘビー・ジンバルサポート |
実効長 | 262mm |
実効質量 | 22g(カートリッジ含まず) |
オーバーハング | 14mm |
アーム初動感度 | 水平・垂直7mg |
インシュレーター | スプリング・ラバー複合型 |
ダストカバー | アクリル製(厚さ4~5mm) |
総重量 | 28kg |
消費電力 | 7W(GT-2000)、12W(GT-2000L) |
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