北海道帯広市で買取させていただいた、SAEC WE-506をご紹介します。
SAEC(サエク)は、1974年に北澤貞夫氏が東京都大田区大森で創設した、日本の著名なオーディオアクセサリーメーカーです。トーンアームや高品質オーディオケーブルの製造で広く知られています。
創業当時からトーンアーム開発で大きな注目を集め、アナログ製品の需要が低下する中でもケーブル事業に注力し、独自の技術を活用した商品を展開してきました。現在も多様なオーディオアクセサリーを製造・販売し、多くの賞を受賞しています。SAECは、優れた信号対雑音比(高S/N)と高忠実度の音質を追求しながら、革新的な製品開発を続けています。

SAEC WE-506は、1978年に発売されたダブルナイフエッジ・スタティックバランストーンアームであり、スタジオユースを前提に設計された高精度なオーディオ機器です。特に定位感の良さが際立ち、情報量の多い音楽でも各楽器の音色が明瞭に再生されます。重心が低く、バスドラムなどのパーカッションの力強い音色を楽しむのに適しており、男声ヴォーカルの再現力にも優れています。

軸受の接点部には硬質ルビーが使用されており、経年変化を防ぎながらトーンアームの感度を高めています。さらに、SAEC独自の技術である自動針圧微増機構やラテラルバランサーを搭載し、安定したトラッキング性能を実現しています。アームパイプにはフランス航空技術が生み出した特殊軽合金を採用し、繊細で正確な音の世界を提供します。

WE-506は、壮大なオーケストラやビッグバンドジャズなどの音楽を好む愛好家にとって理想的なトーンアームであり、ヴィンテージオーディオとしての価値も高いモデルです。中古市場でも人気があり、オーディオファンの間で高く評価されています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
型式 | ダブルナイフエッジ・スタティックバランストーンアーム |
軸受 | 硬質ルビー |
自動針圧微増機構 | 搭載 |
ラテラルバランサー | 搭載 |
アームパイプ素材 | フランス航空技術による特殊軽合金 |
全長 | 392mm |
最大長 | 417mm |
有効長 | 295mm |
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