群馬県前橋市で買取させていただいた、marantz マランツ SC-7s1 をご紹介します。
Marantz(マランツ)は、1953年にソウル・バーナード・マランツがニューヨークで創業した音響機器ブランドです。彼の理念は「リスナーを原音にできるだけ近づけること」であり、その精神は現在のマランツ製品にも受け継がれています。
マランツは高品質なオーディオ機器で広く知られており、プリアンプやパワーアンプ、FMチューナーなど、多くの名機を世に送り出してきました。特に、1950年代後半に発売されたプリアンプ「model 7(7C)」やパワーアンプ「model 9」は、オーディオ愛好家の間で非常に有名です。
現在、マランツは日本のディーアンドエムホールディングスの傘下で事業を継続しており、最新技術と伝統を融合させた製品を提供し続けています。

ボリュームには、マランツ独自の4連ボリュームをさらに進化させた、8連リニアコントロール方式を採用しております。

電源回路には、電源供給部からのノイズを徹底的に排除する目的で、チョークインプット方式を採用しております。

電流帰還回路における帰還インピーダンスの低減と、さらなる高速動作の実現を目指し、マランツ独自のHDAMを進化させたバッファーアンプ専用セパレートモジュール「HDAM SA」を新たに開発し、SC-7S1に搭載いたしました。
SC-7S1では、入出力バッファーアンプ部にそれぞれ4基、さらにV/I変換部に4基、合計12基のHDAM SAモジュールを採用しております。
【スペック】
| 型式 | コントロールアンプ |
| 定格出力(20Hz~20kHz) | Balanced:1.7V Unbalanced:1.7V |
| 最大出力(20Hz~20kHz) | Balanced:13.5V Unbalanced:13.5V |
| 全高調波歪率(20Hz~20kHz) | Balanced:0.0015% Unbalanced:0.003% |
| 周波数特性 | Balanced:3Hz~150kHz +0 -3dB Unbalanced:3Hz~150kHz +0 -3dB |
| 入力感度/インピーダンス | Balanced:420mV/20kΩ Unbalanced:420mV/20kΩ |
| 出力インピーダンス | Balanced:220Ω Unbalanced:220Ω |
| S/N(IHF-Aネットワーク) | Balanced:103dB Unbalanced:105dB |
| チャンネルセパレーション(20kHz) | Balanced:100dB以上 Unbalanced:100dB以上 |
| ボリューム調整幅 | -∞、-100dB~0dB(0.5dBステップ) |
| トリムレベル調整幅 | ±6dB(0.5dBステップ) |
| ATT設定値 | -20、-40、-60、-∞dB |
| 入出力端子 | バランスインプット:1系統 アンバランスインプット:3系統(SACD/CD、Line1、2) Tape in/out:1系統 バランス出力:1系統 アンバランス出力:2系統 |
| 電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 18W |
| 最大外形寸法 | 幅459x高さ136x奥行441mm |
| 重量 | 21kg |
| 付属 | ACケーブル リモートケーブル リモートコントローラー(RC-7S1SC) |
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