群馬県邑楽町で買取させていただいた、Canon New FD 85mm 1:1.2 Lをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

Canon New FD 85mm 1:1.2 Lは、1980年に発売されたキヤノンのFDマウントを採用した単焦点レンズです。FDマウントは、キヤノンのフィルムカメラであるAE-1やT90などに装着可能ですが、現代のデジタルカメラではマウントアダプターを使用することで、ミラーレスカメラにも装着できます。

このレンズの最大の特徴は、F1.2という非常に明るい開放絞りです。これにより、暗所でも十分な光量を確保できるほか、背景を美しくぼかすことが可能です。特にポートレート撮影では、被写体を際立たせる柔らかいボケ味が魅力となります。オールドレンズならではの温かみのある色再現と、ややソフトな描写が特徴で、デジタルレンズとは異なる独特の雰囲気を持っています。

85mmという焦点距離は、中望遠レンズに分類され、ポートレート撮影に最適です。被写体との適度な距離を保ちつつ、自然なパースペクティブを維持できるため、人物撮影において非常に人気があります。また、開放F1.2の明るさを活かして、夜景や室内撮影にも適しています。さらに、マニュアルフォーカスレンズであるため、ピント合わせの際に細かい調整が可能で、撮影者の意図を反映しやすい点も魅力です。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年月 | 1980年3月 |
マウント | Canon FD |
レンズ構成 | 6群8枚 |
絞り羽根枚数 | 8枚 |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 0.9m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | 80.8mm × 71mm |
重量 | 680g |
ニーゴ・リユースはCanonのレンズを強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったレンズは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。