北海道札幌市で買取させていただいた、 LINN Sondek CD12 MK3 serial634140をご紹介します。
LINN(リン)は、1973年にスコットランドで設立された高級オーディオブランドです。創業者アイヴァー・ティーフェンブルンが開発した「Sondek LP12」ターンテーブルは、音楽再生の概念を革新し、世界中のオーディオ愛好家に愛されています。
LINNは、音源からスピーカーまで一貫した製品設計を行い、最高品質の音楽体験を提供することを目指しています。精密なエンジニアリングと革新的な技術を駆使し、音楽の本質を忠実に再現する製品を展開しています。現在もグラスゴー郊外で製造され、職人の名前が刻まれることで品質への誇りを示しています。

LINN Sondek CD12 MK3は、英国のオーディオメーカーLINNが製造したハイエンドCDプレーヤーで、デジタル再生の精度と音楽性を極限まで追求したモデルです。1998年に登場したSondek CD12シリーズは、LINNの創立25周年を記念して開発され、当時のハイエンドCDプレーヤー市場に革新をもたらしました。MK3はその後期モデルで、24bitのD/A変換技術を採用し、より精密な音楽再生を実現しています。
このモデルの最大の特徴は、LINN独自の「4DトランスクリプションCDプレーヤー」として設計されている点です。CDの情報を可能な限り正確に読み取り、ジッターを極限まで抑える技術を搭載しており、デジタル領域での時間管理を徹底することで、アナログ的な自然な音楽再生を可能にしています。筐体は高精度なアルミ削り出しで構成され、振動を抑えながら美しいデザインを実現。さらに、スマートドロワーメカニズムを採用し、ディスクの出し入れがスムーズに行える仕様となっています。

MK3モデルでは、D/A変換部に24bitオーバーサンプリング技術を導入し、より細かい音のニュアンスを再現できるようになりました。これにより、従来のCDプレーヤーでは失われがちな空間情報や音の輪郭が際立ち、よりリアルな音楽体験を提供します。また、LINNの「Brilliant Power Supply」を搭載し、アナログとデジタル回路に最適な電源供給を行うことで、ノイズを抑えたクリアな音質を実現しています。
現在では生産が終了しているため、中古市場での流通が主ですが、LINNの堅牢な造りゆえに長年愛用できるプレーヤーとして評価されています。特にオリジナルの状態が保たれた個体は希少価値が高く、オーディオファンやコレクターの間で高い人気を誇ります。LINNの哲学が詰め込まれたこのCDプレーヤーは、デジタル再生の可能性を広げた名機として、今なお多くのオーディオ愛好家に支持されています。
LINN Sondek CD12 MK3は、デジタルオーディオの歴史において重要な役割を果たしたモデルであり、今なおその音楽性の高さが評価されています。オーディオシステムの中心として、最高のCD再生を求めるユーザーにとって理想的な選択肢となるでしょう。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル | LINN Sondek CD12 MK3 |
D/A変換 | 24bitオーバーサンプリング |
電源 | Brilliant Power Supply |
筐体 | 高精度アルミ削り出し |
トランスポート | LINN CDエンジン |
出力 | RCAアンバランス、XLRバランス、SPDIF、AES/EBU、TOSLINK |
サイズ | 幅320mm × 奥行350mm × 高さ80mm |
重量 | 約12kg |
操作 | スマートドロワーメカニズム |
生産終了 | 既に終了(中古市場で流通) |
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