北海道札幌市で買取させていただいた、Selmer MarkVII 1975-1976 245659 24万番台をご紹介します。
Henri Selmer Paris(セルマー)は、1885年に設立された、フランスのパリに本社を置く楽器メーカーで、特にサクソフォンやクラリネットなどの管楽器で高く評価されています。
100年以上にわたり、フランスのマント・ラ・ヴィルにある工房で作られている楽器とマウスピースには、設計に携わった音楽家の期待と、それを形にする職人たちの情熱が込められています。全ての楽器は、工房を出発する前に、プロの音楽家であるアドバイザーによって1本1本テストされ、認定されています。

セルマー Mark VII 1975-1976は、1975年から1976年にかけて製造されたアルトサックスで、シリアル番号が24万番台に該当するモデルです。Mark VIの後継機として登場したこのモデルは、よりパワフルな音を求めるプレイヤー向けに設計されました。特に、キーのサイズが大きくなり、操作性が向上した点が特徴です。

Mark VIIは、Mark VIと比較するとやや太めのボディを持ち、音の粘りが強く、力強いサウンドを生み出します。特にロックやフュージョン系の音楽に適しており、パワフルな演奏を求めるプレイヤーに人気があります。初期のモデルにはMark VIと同様の彫刻が施されており、右手のC.Ebキーが小振りなデザインになっていますが、中期以降のモデルではキーサイズが大きくなり、より演奏しやすい仕様へと変更されました。

オリジナルラッカーの状態によっては、ビンテージ感が強く、経年変化による独特の風合いを楽しむことができます。タンポのコンディションが良好な個体は、調整次第で非常に優れた演奏性を発揮します。特に、シリアル24万番台のモデルは、Mark VIの影響を色濃く残しており、セルマーの伝統的な音色を持ちながらも、より力強い響きを実現しています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
ブランド | セルマー |
モデル | Mark VII |
シリアル番号 | 24万番台(Mark VI後期からVII初期への移行期) |
キー | E♭ |
仕上げ | オリジナルラッカー、彫刻付き |
キーサイズ | 大型化 |
音色特性 | 粘りのある力強いサウンド |
ニーゴ・リユースはSelmer の楽器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまった楽器は、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが北海道どこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。