広島県広島市で買取させていただいた、LUXMAN CL-38uCをご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

ラックスマンの真空管プリアンプ「CL-38uC」は、同社の伝統と技術が融合した逸品です。1970年に登場した名機CL-35を彷彿とさせるクラシカルな外観に、現代の高音質設計を盛り込んだ本機は、音楽ファンの心を掴む魅力に満ちています。全段にSRPP回路を採用し、フォノイコライザー部・トーンコントロール部・フラットアンプ部すべてにおいて低歪・低インピーダンス出力を実現。真空管にはJJ製ECC83S×3本、ECC82×5本を搭載し、安定した動作と長寿命を確保しています。

フォノ入力はMM/MC両対応で、MCはゲイン別に4基の昇圧トランスを内蔵。さらにバランス入力端子を新設し、拡張性も向上。トーンコントロールはBASSとTREBLEにそれぞれ3段階のターンオーバー周波数切替が可能で、好みに合わせた音質調整が行えます。ローカットやモノラルスイッチも装備し、アナログ再生へのこだわりが随所に見られます。

外装は木製ケースに包まれた標準サイズ筐体で、ノスタルジックな美しさと操作性を両立。電源部にはトロイダル電源トランスとチョークトランスを一体型シールドケースで覆い、ノイズ対策も万全です。付属のアルミ製リモコンとJPA-10000電源ケーブルにより、快適な操作性とナチュラルな音質を提供。CL-38uCは、ラックスマンの真空管アンプの歴史と哲学を体現する、まさに“聴く悦び”を追求したプリアンプです。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 回路方式 | 全段SRPP方式 |
| 使用真空管 | ECC83S×3、ECC82×5(JJ製) |
| 入力感度 / インピーダンス | PHONO(MM):2.0mV / 47kΩ PHONO(MC high):0.3mV / 100Ω PHONO(MC low):0.08mV / 30Ω LINE:190mV / 50kΩ BAL.LINE:190mV / 20kΩ |
| 出力 / 出力インピーダンス | 定格1V / 300Ω |
| 周波数特性 | PHONO:20Hz~20kHz(±0.5dB) LINE / BAL.LINE:10Hz〜70kHz(-3.0dB以内) |
| 全高調波歪率 | 0.006%以下(1kHz) 0.06%以下(20Hz~20kHz) |
| S/N比(IHF-A) | PHONO(MM):68dB以上 PHONO(MC high):63dB以上 PHONO(MC low):60dB以上 LINE / BAL.LINE:100dB以上 |
| トーンコントロール | ±8dB(BASS:150/300/600Hz、TREBLE:1.5k/3k/6kHz) |
| ローカット | 30Hz(-6dB/oct.) |
| 電源電圧 | AC100V(50/60Hz) |
| 消費電力 | 32W |
| 外形寸法 | 440(幅)×169(高さ)×307(奥行)mm |
| 重量 | 13.3kg(本体) |
ニーゴ・リユースはLUXMANのオーディオ機器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったオーディオは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。










ニーゴ・リユース広島店は広域公園駅のすぐ近くで、ジョリーパスタ五日市インター店さんやつけそば周一さんなども入っている賑やかなショッピングモールの中で営業しています。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが広島県・山口県・島根県・岡山県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。