福島県福島市で買取させていただいた、LUXMAN CL35MK-IIIをご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

ラックスマン CL35MK-IIIは、国産オーディオブランドLUXMANが手がけた真空管式コントロールアンプの名機であり、CL35シリーズの集大成として1982年に登場しました。初代CL35から続く設計思想を受け継ぎつつ、前モデルCL35IIをベースに回路構成や部品選定を見直すことで、さらに高い音質と安定性を実現しています。真空管アンプならではの豊かな表現力と、現代的な精度を両立したモデルとして、発売から数十年を経た現在も多くのオーディオファンに愛されています。

最大の魅力は、真空管特有の温かみや滑らかさに加え、情報量の多さと解像度を備えている点です。搭載されているのは12AX7(ECC83)を中心とした7本の真空管で、フォノイコライザー部とラインアンプ部に分かれて構成されています。これによりアナログレコード再生では艶やかで立体的な音像を描き出し、ジャズやクラシックはもちろん、現代のデジタル音源再生においても音楽の本質を豊かに表現します。

外観はラックスマンらしい落ち着いたデザインで、木製サイドパネルとアルミ製フロントパネルを組み合わせ、高級感と温かみを演出しています。操作系はシンプルながらも実用性が高く、トーンコントロール、フィルター、モノラル切替などを装備。音質を自分好みに追い込める柔軟性も魅力の一つです。スペック面では、SN比77dB(LINE)、歪率0.06%と、真空管アンプとしては非常に優秀な性能を誇ります。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LUXMAN CL35MK-III |
| タイプ | 真空管式ステレオコントロールアンプ |
| 発売時期 | 1982年 |
| 使用真空管 | 12AX7(ECC83)×7本 |
| 入力端子 | PHONO(MM)×2、TUNER、AUX、TAPEなど |
| 出力端子 | MAIN OUT、TAPE OUT |
| SN比(LINE) | 77dB |
| 歪率 | 0.06% |
| 外形寸法 | 幅476×高さ190×奥行275mm |
| 重量 | 約12kg |
| 特徴 | トーンコントロール、フィルター、モノラル切替機能搭載 |
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