群馬県高崎市で買取させていただいた、LUXMAN L-570Z’sをご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

ラックスマン L-570Z’s は、1990年代初頭に登場した純A級プリメインアンプであり、ラックスマン独自の音作りと設計哲学を体現した名機です。A級動作ならではの繊細なニュアンス再現や立ち上がりの良さにより、音楽の熱量や空気感までも忠実に描写。大型のヒートシンクを備え、左右独立構成のパワーブロックによって、高純度かつ安定した駆動力を発揮します。音像定位の明確さや音場の奥行き表現にも優れ、ジャンルを問わず豊かな再生が可能です。

外観は重厚かつクラシカルで、アルミ削り出しのノブやスイッチを配したフロントパネルが高級感を演出。ラックスマンらしいデザインと質感は、所有する喜びを強く感じさせます。音質面では、滑らかで艶のある中高域、力強く引き締まった低域、そして全帯域にわたる豊かな質感が特徴。A級ながら出力は30W+30W(8Ω)と控えめですが、実際の駆動力は高く、ジャズやクラシックはもちろん、ロックやアコースティック系にも十分に対応します。

入力端子はRCA系を中心に7系統を備え、PHONO端子はMM/MC対応のヘッドアンプ式フォノイコライザーを内蔵。トーンコントロール(BASS/TREBLE)やスピーカーA/B切替機能も搭載し、柔軟な運用が可能です。現代のアンプと比較しても色褪せない音の魅力は、アナログレコードやヴィンテージソースとの相性も良く、今なお高い人気を誇る一台です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | 純A級プリメインアンプ |
| 出力 | 30W+30W(8Ω、A級動作) |
| 入力端子 | RCA×7系統(LINE×5、PHONO〈MM/MC〉、TUNER) |
| スピーカー端子 | 2系統(A/B切替対応) |
| イコライザー | ヘッドアンプ式フォノイコライザー内蔵(MM/MC対応) |
| トーンコントロール | BASS/TREBLE搭載 |
| 消費電力 | 約190W(最大約300W) |
| 外形寸法 | 約438×164×450mm(W×H×D) |
| 重量 | 約22.5kg |
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