青森県八戸市で買取させていただいた、LUXMAN LX38をご紹介します。
LUXMAN CORPORATION(ラックスマン株式会社)は、日本の音響機器メーカーです。1925年(大正14年)にNHKラジオ放送の開始と同時期に大阪市心斎橋で創業し、現在は神奈川県横浜市港北区新横浜に本社を構えています。
LUXMANは、プリアンプ、パワーアンプ、プリメインアンプ、真空管アンプなどの高級オーディオ製品で知られ、その製品は「ラックストーン」と呼ばれる独特の音質で国内外から高い評価を受けています。

ラックスマン LX38は、1970年代に登場した国産真空管プリメインアンプの名機として、今なお多くのオーディオファンに愛され続けているモデルです。搭載されている出力管「50CA10」は、傍熱型3極管であり、プッシュプル構成により30W+30Wの出力を実現。真空管ならではの温かみのある音色と、ラックスマン独自の「ラックストーン」と呼ばれる豊かな中低域の表現力が魅力です。

LX38は、音楽のニュアンスを繊細に描き出す能力に優れており、クラシックやジャズなどのアコースティック音源との相性が抜群です。特にボーカルの艶やかさや、弦楽器の響きの美しさは、現代のトランジスタアンプでは得難いものがあります。また、ヴィンテージ機ながらも、堅牢な筐体と高品位なパーツ構成により、現在でも安定した動作を維持している個体が多く、メンテナンス次第では長く使い続けることが可能です。

外観はクラシカルなデザインで、木製サイドパネルと金属製フロントパネルの組み合わせが、リビングやオーディオルームに品格を与えます。操作系もシンプルで直感的。トーンコントロールやラウドネス機能など、当時の音楽再生環境に配慮した設計が施されています。LX38は、単なるオーディオ機器ではなく、音楽を深く味わうための「道具」としての存在感を放っています。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | LUXMAN LX38 |
| 種類 | 真空管プリメインアンプ |
| 出力管 | 50CA10(傍熱型3極管)×4本 |
| 出力 | 30W+30W(8Ω) |
| 歪率 | 0.1% |
| 入力端子 | RCA×複数系統 |
| 外形寸法 | 幅440mm × 高162mm × 奥343mm |
| 重量 | 約20.1kg |
| 特徴 | トーンコントロール、ラウドネス機能、木製サイドパネル |
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