群馬県前橋市で買取させていただいた、McIntosh C22をご紹介します。
マッキントッシュ・ラボ（McIntosh Laboratory, Inc.）は、1949年にアメリカで設立された高級音響機器メーカーです。
特にオーディオアンプやスピーカーで有名で、その製品は高品質な音響性能と独特のデザインで多くのオーディオファンに愛されています。
マッキントッシュのアンプ製品は、左右に配置された「ブルーアイズ」と呼ばれるパワーメーターが特徴的です。
1990年にクラリオンの米国法人に買収され、その後2003年にはディーアンドエムホールディングスの傘下に入りました。現在は、イタリアの持株会社ファインサウンズの傘下にあります。
今回の商品、McIntosh C22はマッキントッシュを象徴する管球式プリアンプであり、初期に発表されたステレオプリアンプC18の後継として、三代目にあたるモデルです。
フロントパネルはブラックガラスとゴールドアルマイトの組み合わせで、グリーンにイルミネートされた文字板と赤色のドットライトで表示されるセレクターインジケーターがデザインされています。
ステップ式のトーンコントロールやフィルター、ラウドネス、7ポジションのモードセレクターなどの機能が装備されています。
【スペック】
| 型式 | 管球式コントロールアンプ |
| 周波数特性 | 20Hz～20kHz ±0.5dB |
| 歪率ヘッドホンアンプ | 0.2%以下(10V出力時) 0.02%以下(3V出力時) |
| 入力感度/インピーダンス | Aux、Tape、Tuner1/2:250mV/250kΩ Phono1/2:2mV/47kΩ Tapehead:2mV/1MΩ Tape Monitor:250mV/250kΩ |
| ハム及びノイズ | High Level Inputs:85dB以下(規格出力にて) Low Level Inputs:1.5mV以下 |
| 出力 | メイン 出力(2系統):2.5V(最大10V) テープ出力(2系統):250mV モノ出力:1V |
| 増幅度 | Aux、Tape、Tuner1/2から -メイン出力:20dB(10倍) -テープ出力:0dB(1倍) Phono1/2から -メイン出力:62dB(1250倍、1kHz) -テープ出力:42dB(125倍、1kHz) Micから -メイン出力:60dB(1000倍) -テープ出力:40dB(100倍) Tape headからメイン出力:62dB(1250倍、500Hz) |
| テープジャックスイッチ | 前面テープジャックにて録再可能 |
| トーンコントロール | 低音:±20dB(20Hz)、11ステップ左右独立 高音:±20dB(20kHz)、11ステップ左右独立 |
| 録音補償スイッチ | RIAA及びLPに切換可能 |
| テープスイッチ | ノーマル又はテープモニター |
| ランブルフィルター | 50Hz(20Hzで30dB低下) |
| ハイフィルター | 5kHz(20kHzで30dB低下) |
| シャーシ上面のスイッチ類 | 出力レベルコントロール(L、L+R、R) 低音ブースター:100Hz以下を6dBブースト テープイコライザーコントロール:(L、R) 位相スイッチ:正相(0゜)、逆相(180゜) パイロットランプ輝度切換スイッチ:2段階(bright、dim) |
| 使用 真空管 | 12AX7(ECC83):6本 |
| ACコンセント | 電源スイッチ連動:4系統(黒) 電源スイッチ非連動:1系統(赤) |
| 電源 | AC117V、50Hz/60Hz |
| 消費電力 | 34W |
| 外形寸法 | 幅400x高さ136x奥行330mm |
| 重量 | 7.2kg |
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