宮城県石巻市で買取させていただいた、McIntosh MC2125をご紹介します。
McIntosh Laboratory, Inc.(マッキントッシュ・ラボ)は、1949年にアメリカで設立された高級音響機器メーカーです。
特にオーディオアンプやスピーカーで有名で、その製品は高品質な音響性能と独特のデザインで多くのオーディオファンに愛されています。
マッキントッシュのアンプ製品は、左右に配置された「ブルーアイズ」と呼ばれるパワーメーターが特徴的です。
1990年にクラリオンの米国法人に買収され、その後2003年にはディーアンドエムホールディングスの傘下に入りました。現在は、イタリアの持株会社ファインサウンズの傘下にあります。

マッキントッシュ MC2125は、1976年に米国McIntosh Laboratory社から登場したステレオパワーアンプで、同社の伝統的な高音質設計と堅牢な構造を受け継いだ名機のひとつです。1970年代のオーディオ黄金期において、家庭用ハイファイシステムの中心として多くのオーディオファンに支持されました。販売は1980年頃まで続き、総生産台数は推定約6,000台とされ、現在でも中古市場で高い人気を誇ります。

MC2125の最大の特徴は、マッキントッシュ独自の「Power Guard」回路を初めて搭載した点です。これは、過大入力によるクリッピング(波形の歪み)を防ぎ、スピーカーの保護と音質の安定を両立する革新的な技術で、以降の同社製品にも継承されました。フロントパネルには象徴的なブルー・パワーメーターが配置され、視覚的な魅力とともに出力レベルを正確に確認できます。

出力はステレオで各チャンネル120W(8Ω・4Ω・16Ωすべて同一出力)を誇り、ブリッジ接続によるモノラル時には240Wを発揮します。トランジスタ方式ながら真空管アンプに匹敵する豊かな音場と滑らかな音質を備え、低域の力強さ、中域の厚み、高域の伸びといったバランスの良さが際立ちます。クラシックからジャズ、ロックまでジャンルを問わず高い再現性を発揮し、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくい点も魅力です。筐体は重厚なメタルシャーシとガラスパネルを組み合わせた堅牢構造で、長年の使用にも耐える耐久性を備えています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売年 | 1976年 |
出力(ステレオ) | 120W+120W(8Ω・4Ω・16Ω、連続出力) |
出力(モノラル) | 240W(ブリッジ接続時) |
周波数特性 | 20Hz〜20kHz(±0.25dB) |
歪率 | 0.1%以下 |
ダンピングファクター | 16以上 |
入力インピーダンス | 100kΩ |
入力感度 | 0.75V(定格出力時) |
保護回路 | Power Guard、サーマルプロテクション |
メーター | ブルー・パワーメーター(出力表示) |
サイズ/重量 | 約44×18×38cm/約26kg |
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