北海道佐呂間町で買取させていただいた、 YAMAHA C-Iをご紹介します。
ヤマハ株式会社は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

YAMAHA C-1は、1975年にヤマハが発売した高性能コントロールアンプです。ヤマハの超弩級FETパワーアンプ「B-1」とのペアを想定して開発されたモデルで、当時のオーディオ技術の粋を集めた野心的な設計が特徴です。発売当時の価格は400,000円と高価でしたが、その性能と多機能性により、現在でもオーディオファンの間で高い評価を受けています。

C-1の最大の特徴は、ヤマハ独自のオーディオ用FETを駆使し、信号経路を全段FET化したことです。これにより、低雑音・低歪率・高出力を実現し、極めてクリアな音質を提供します。イコライザー回路にはCR形を採用し、カートリッジの出力を2段階で増幅することで、許容入力とSN比を向上させています。また、±1%誤差の金属被膜抵抗や高精度コンデンサを使用し、RIAA偏差を±0.2dB以内に抑えるなど、細部までこだわった設計が施されています。

さらに、C-1は「精度」を追求したコントロールアンプとして、多機能性と高精度を両立させています。ボリュームには高精度4連ボリュームを搭載し、実使用時のSN比を改善。トーンコントロールは21ステップのロータリースイッチを採用し、ターンオーバー切換と併用することで精密な音質調整が可能です。ラウドネスはスイッチ式ではなく、可変式のコンティニュアスラウドネスを装備し、小音量時の聴感補正を細かく調整できます。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1975年 |
価格 | 400,000円 |
増幅方式 | 全段FET化 |
イコライザー回路 | CR形 |
ボリューム | 高精度4連ボリューム |
トーンコントロール | 21ステップロータリースイッチ |
ラウドネス | 可変式コンティニュアスラウドネス |
フィルター | LOW(15Hz・OFF・70Hz)、HIGH(8kHz・OFF・12kHz) |
ピークレベルメーター | 対数圧縮回路+直線検波回路 |
入力端子 | PHONO×3、TUNER×1、AUX×2、TAPE×3、MIC×1、メーター入力×1 |
出力端子 | PRE OUT×2、REC OUT×3、ヘッドホン×1、OSC OUT×1 |
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