長野県長野市で買取させていただいた、Gibson 1964 J-160E をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson 1964 J-160Eは、エレクトリック・アコースティックギターの元祖ともいえる名機であり、ビートルズのジョン・レノンとジョージ・ハリスンが愛用したことで特に有名なモデルです。J-160Eは1954年に登場し、アコースティックギターにP-90ピックアップをマウントし、エレキギターのようにアンプに繋げて使用できるという、当時としては画期的な設計を採用しました。1964年製の個体は、ネックジョイントが14フレットに移行し、構造や音響面で完成度が高まった時期にあたります。

このギターの最大の特徴は、サウンドホールのすぐ下に取り付けられたギブソン製P-90シングルコイルピックアップ。アコースティックの胴鳴りと、エレクトリックのレスポンスを併せ持ち、アンプを通すことで独特の温かくも荒々しいトーンを生み出します。これが、ジョン・レノンがビートルズ初期の多くの録音においてこのモデルを使用した理由でもあります。ピックアップの位置やブレーシングの設計により、完全なアコースティックギターとは異なる、ややミッドに寄ったサウンドキャラクターが特徴です。

トップ材にはラミネート・スプルース、サイドとバックにはマホガニーを使用。ラミネート構造はフィードバックを抑え、アンプ使用時でも扱いやすく設計されています。ネックもマホガニーで、ローズウッド指板が組み合わされており、スリムなラウンドネックプロファイルはコードプレイにもソロにも対応します。ブリッジはアジャスタブル・ローズウッドタイプで、プレイヤー好みに弦高調整が可能です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Gibson J-160E |
製造年 | 1964年 |
ボディスタイル | ラウンドショルダー・ドレッドノート |
トップ材 | ラミネート・スプルース |
サイド・バック材 | マホガニー |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
スケール長 | 約24.75インチ(628.6mm) |
ナット幅 | 約42.5mm(個体差あり) |
ピックアップ | ギブソン製P-90シングルコイル(サウンドホール下) |
コントロール | 1ボリューム、1トーン |
ブリッジ | アジャスタブル・ローズウッド |
チューナー | クルーソンタイプ |
フィニッシュ | サンバースト |
特徴 | ラミネート構造、P-90搭載、ビートルズゆかりのモデル |
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