佐賀県みやき町で買取させていただいた、Fender USA PRECISION BASSをご紹介します。
Fender Musical Instruments Corporation(フェンダー・ミュージカル・インストゥルメンツ・コーポレーション)は、1946年にアメリカ合衆国カリフォルニア州でレオ・フェンダーによって設立されました。同社はエレクトリックギター、エレクトリックベース、ギターアンプなどの製造・販売を行い、音楽業界に多大な影響を与えてきました。FENDERは、エレキギターの歴史を築くうえで、GIBSONと並ぶ重要なギターブランドです。
日本では、2015年4月1日に「フェンダー・ミュージック株式会社」が設立され、音楽関連製品の輸入や販売を行っています。

フェンダー USA プレシジョンベース(Precision Bass)は、1951年に登場した世界初のフレット付きエレキベースであり、現代のベースギターの基礎を築いた革新的な楽器です。シンプルな構造ながら、力強く太い低音を生み出す特性を持ち、ロック、ブルース、ファンク、ジャズなど幅広いジャンルで使用されています。
このベースの最大の特徴は、スプリットコイルピックアップによる独特の音色です。ピックアップは高音弦側と低音弦側で独立しており、パンチのあるミッドレンジと深みのある低音を生み出します。ジャズベースと比較すると、より太く、温かみのあるサウンドが特徴で、ピック弾きとの相性が良いとされています。また、シンプルなボリュームとトーンのコントロールにより、直感的な音作りが可能です。
材質に関しては、ボディにはアルダーやアッシュが使用されることが多く、アルダーは粘りのある中低音を、アッシュは硬質で締まった低音を生み出します。ネックはメイプルが基本で、指板にはローズウッドやメイプルが採用されることがあり、それぞれ音のキャラクターに影響を与えます。ローズウッド指板は温かみのある音を、メイプル指板は明るくクリアな音を提供します。

プレシジョンベースを使用している著名なアーティストには、セックス・ピストルズのシド・ヴィシャス、OKAMOTO’Sのハマ・オカモトなどがいます。特にロックやパンクの分野では、力強い低音とシンプルな操作性が評価され、多くのベーシストに愛用されています。
このベースは、初心者からプロフェッショナルまで幅広いプレイヤーに適しています。シンプルな構造と扱いやすさから、ベースを始めたばかりのプレイヤーにもおすすめです。また、バンドの中でしっかりとした低音を支えたいプレイヤーや、ピック弾きでアグレッシブな演奏をしたい人にも最適な選択肢となります。
フェンダー USA プレシジョンベースは、そのシンプルさと力強い低音で、長年にわたり多くのベーシストに愛され続けています。特にバンドの中でしっかりとした低音を支えたいプレイヤーにとって、最適な選択肢となるでしょう。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1951年 |
ボディ材 | アルダー / アッシュ |
ネック材 | メイプル |
指板材 | ローズウッド / メイプル |
ピックアップ | スプリットコイル |
コントロール | ボリューム、トーン |
スケール | 34インチ |
フレット数 | 20 |
ナット幅 | 約41mm |
ブリッジ | 4サドル |
使用アーティスト | シド・ヴィシャス、ハマ・オカモト など |
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