北海道室蘭市で買取させていただいた、OTARI オタリ MX5050BII 2をご紹介します。
オタリ株式会社(Otari, Inc.)は、日本の音響機器メーカーとして1965年4月に設立されました。創業以来、磁気テープを活用した音響機器の開発を行い、業務用オーディオ機器の分野で高い評価を得ています。
同社は、特に業務用テープレコーダーやミキシングコンソールの製造で知られ、放送局やスタジオ向けの製品を数多く提供してきました。中でも、オープンリール式の「MX5050」シリーズや、マルチトラックレコーダー「MTR-90」シリーズは広く使用されています。さらに、近年では光伝送システム「Lightwinder」シリーズを開発し、放送・中継の分野における技術革新に取り組んでいます。オタリは長年にわたり、プロフェッショナル向けの音響機器を支え続けている企業です。

オタリ(OTARI)MX5050BII 2は、プロフェッショナル向けオープンリールデッキとして世界中のスタジオで高い評価を受けた名機です。

1980年代に登場し、その堅牢な構造と優れた録音・再生品質によって、多くの録音技師たちから信頼を集めてきました。MX5050シリーズの中でもBII 2モデルは、2トラック仕様で、マスタリング用途に最適化された設計が施されています。

コンソールライクな操作性、前面パネルに配された直感的なコントロール、VUメーターによるレベル管理など、実用性に優れたディテールが詰まっています。加えて、テープ走行の安定性を確保するリールモーターや、精度の高いキャプスタン駆動機構により、音の微細なニュアンスまで忠実に再現可能。デジタル全盛の現代においても、このアナログ機器ならではの温かみあるサウンドは魅力的で、レコーディング愛好家やアナログマニアから根強い人気を誇っています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
トラック数 | 2トラック(1/4インチテープ) |
テープ速度 | 3.75 / 7.5 / 15 ips(インチ/秒) |
ヘッド構成 | 消去・録音・再生の3ヘッド構成 |
入出力端子 | バランス(XLR)、アンバランス(RCA) |
モーター | キャプスタン1、リール2(各独立) |
メーター | VUメーター2基 |
対応テープサイズ | 最大10.5インチ |
電源 | 100V(日本国内仕様) |
本体サイズ | 約430mm × 260mm × 490mm |
重量 | 約25kg |
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