福島県浅川町で買取させていただいた、PIONEER RTU-11 TAU-11をご紹介します。
パイオニア株式会社(Pioneer Corporation)は、日本の電機メーカーで、特にカーナビゲーションシステムやカーオーディオの分野で有名です。1947年に設立され、本社は東京都文京区にあります。
パイオニアのオーディオの歴史は、1937年に創業者の松本望が国内初のHi-Fiダイナミックスピーカー「A-8」を開発したことに始まります。その後、パイオニアはセパレートステレオ、レーザーディスクプレーヤー、プラズマテレビなど、革新的なホームAV製品を次々と市場に投入してきました。
1987年には、初めてドルビーサラウンドを搭載したAVレシーバーを発売し、オーディオとホームシアターの分野で独自の技術を発展させてきました。これにより、世界中の音楽や映画ファンに高品質な製品を提供し続けています。

PIONEER RTU-11とTAU-11は、1970年代後半に登場したリール・トゥ・リールテープデッキシステムの構成要素で、オーディオ愛好家の間で高い評価を受けています。このシステムは、RTU-11というテープトランスポートユニットと、TAU-11というアンプユニットで構成されており、モジュール式の設計が特徴です。この設計により、ユーザーはシステムをカスタマイズし、必要に応じて拡張することが可能です。

RTU-11は、テープの駆動を担当するユニットで、2モーター構成と高トルクのキャプスタンドライブを採用しています。この設計により、テープの安定した走行と高精度な再生が可能です。また、38cm/sと19cm/sの2つのテープ速度に対応しており、幅広い用途に適しています。さらに、スクレープフィルターを搭載しており、テープの振動によるモジュレーションノイズを低減し、クリアな音質を実現します。

TAU-11は、録音と再生のためのアンプユニットで、独立したライン入力とマイク入力を備えています。特に、マイク入力は広いダイナミックレンジと優れた信号対雑音比を持ち、プロフェッショナルな録音環境にも対応します。また、内蔵のテストオシレーターにより、録音バイアスやイコライザーの設定を最適化することが可能です。この機能は、使用するテープの特性に合わせた調整を容易にし、最高の録音品質を提供します。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
製造元 | PIONEER |
型番 | RTU-11(テープトランスポート)、TAU-11(アンプユニット) |
発売年 | 1970年代後半 |
テープ速度 | 38cm/s、19cm/s |
トラック構成 | 2トラック2チャンネル(拡張可能) |
ノイズ低減機能 | スクレープフィルター |
入力端子 | ライン入力、マイク入力 |
テストオシレーター | 1kHz、10kHz |
サイズ(RTU-11) | 幅460mm x 高さ411mm x 奥行274mm |
サイズ(TAU-11) | 幅460mm x 高さ141mm x 奥行274mm |
重量 | RTU-11: 23.3kg、TAU-11: 5.2kg |
消費電力 | 135W |
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