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福島県郡山市で買取させていただいた、Gibson 1960 J-45 EB SPECIALをご紹介します。
Gibson（ギブソン）は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。
ギブソン 1960 J-45 EB SPECIALは、アコースティックギターの代名詞ともいえる「J-45」シリーズをベースに、より扱いやすく、そして幅広いプレイヤー層に向けて仕上げられた特別仕様のモデルです。J-45は1942年に誕生して以来、「ワークホース（働き馬）」の愛称で親しまれ、シンガーソングライターからバンドのギタリストまで幅広いジャンルで支持され続けてきました。その歴史を受け継ぎながらも、1960 J-45 EB SPECIALは現代的な演奏性とコストパフォーマンスを両立しており、初めての本格派ギターとしても選びやすい一本となっています。
ボディは伝統的なラウンドショルダー型を採用し、トップ材にはシトカ・スプルース単板、サイド＆バック材にはマホガニー単板を使用。スキャロップドXブレイシング構造により、ウォームで豊かな中低域と、バランスの取れた響きを生み出します。さらに、標準的なJ-45よりもわずかに薄めのボディ厚に設計されており、抱えやすさと引き締まったレスポンスを両立。弾き語りはもちろん、録音やライブでも扱いやすい特性を持っています。
ネック材にはユータイル（マホガニーに近い特性を持つ木材）を採用し、スリムテーパープロファイルによって手にフィットする快適なグリップ感を実現。ローズウッド指板には20フレット仕様で、マザーオブパールのドットインレイが施されクラシカルな雰囲気を漂わせます。ブリッジにはTUSQサドルを搭載し、安定した響きとサスティンを確保。チューナーには信頼性の高いGrover Rotomaticを採用しています。
また、ピックアップにはL.R. Baggs Element Bronzeを搭載しており、サウンドホール横のコントロールでボリューム調整が可能。ナチュラルで温かみのあるエレクトリック出力が得られるため、ライブやレコーディングにおいてもギブソンならではの生鳴りをそのまま表現できます
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | Gibson（ギブソン） |
| モデル名 | 1960 J-45 EB SPECIAL |
| ボディ形状 | ラウンドショルダー |
| トップ材 | 単板シトカ・スプルース |
| サイド＆バック材 | 単板マホガニー |
| ブレイシング | スキャロップドXブレイシング |
| ネック材 | ユータイル（マホガニー系） |
| ネックシェイプ | スリムテーパー |
| 指板材 | ローズウッド |
| フレット数 | 20フレット |
| インレイ | マザーオブパールドット |
| ブリッジ | ローズウッド＋TUSQサドル |
| ペグ | Grover Rotomatic |
| ピックアップ | L.R. Baggs Element Bronze |
| ボディフィニッシュ | エボニー（ブラック） |
| 製造地 | アメリカ・モンタナ州ボーズマン工場 |
| 推奨ジャンル | 弾き語り、ポップス、フォーク、ロック |
| 重量 | 約2.0〜2.2kg |
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