静岡県島田市で買取させていただいた、Gibson B-25 をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson B-25は、1962年から1977年まで製造されていた小ぶりなボディサイズのアコースティックギターで、家庭用やレコーディング、シンガーソングライター向けに設計されたモデルです。Bシリーズは、戦前の「LGシリーズ」をルーツに持ち、B-25はその中でも最も人気の高い機種として、コンパクトながらしっかりとした音量と、ギブソンらしい温かみのあるトーンを併せ持っています。

ボディトップにはシトカスプルース単板、サイドとバックにはマホガニーを使用し、小柄なボディながらも深みのある中低域と、繊細な高音を持つバランスの取れたサウンドを生み出します。特にフィンガーピッキングやアルペジオプレイに適しており、繊細なニュアンスをしっかりと表現できます。スケールはギブソン伝統の24.75インチで、柔らかいテンション感と弾きやすさが魅力です。

ネックもマホガニーで、指板にはローズウッドを採用。ナット幅はナローネック(狭め)仕様の個体も多く、手の小さなプレイヤーや女性にも扱いやすいモデルです。ブリッジにはアジャスタブル・ブリッジが採用されている個体が多く、独特の高音の「チリン」とした響きを持つことでも知られています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Gibson B-25 |
製造年 | 1962年~1977年 |
ボディ形状 | ラウンドショルダー |
トップ材 | シトカスプルース単板 |
サイド・バック材 | マホガニー(ラミネートまたは単板/時期により異なる) |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
スケール長 | 約628mm(24.75インチ) |
ナット幅 | 約40mm前後(個体により変動) |
ブリッジ | アジャスタブル・ブリッジ(時期により固定式もあり) |
ピックガード | 小ぶりなティアドロップ型 |
フィニッシュ | サンバーストまたはナチュラル |
付属品 | ハードケース(中古市場では付属しない場合もあり) |
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