福岡県行橋市で買取させていただいた、Gibson ES-175D 1968年 をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson ES-175D 1968年製は、フルアコースティックギターの中でも特に高い人気を誇るモデルで、ジャズギターの代名詞的な存在として知られています。1949年に誕生したES-175シリーズのダブルピックアップ仕様である“D”モデルは、甘くウォームなトーンと優れた演奏性を兼ね備え、ステージからレコーディングまで幅広く活躍してきました。1968年製は、ナローネック(ナット幅約39〜40mm)仕様や、ステッカーナンバードPAFピックアップを搭載している点が特徴で、ヴィンテージファンの間でも高い評価を受けています。

ボディはトップ・サイド・バックすべてにラミネートメイプルを使用し、ハウリングを抑えながらも豊かな中音域と艶やかな高音域を実現。1ピースのマホガニーネックとローズウッド指板の組み合わせにより、温かみのある音色と滑らかなフィンガリングを可能にします。視覚的にも、ジグザグ・テイルピースやダブル・パラレログラム・インレイといったクラシカルな装飾が高級感を漂わせています。

このモデルは、ジョー・パス、ジム・ホール、ウェス・モンゴメリー、パット・メセニーなど、ジャズ界の巨匠たちが愛用したことでも知られており、コードワークからシングルノートのソロまで繊細なニュアンス表現を可能にします。特にクリーントーンを重視するジャズ、ブルース、バラード系のプレイヤーにとって理想的なギターであり、温かく包み込むような音色は、メロウな表現を重視するギタリストの強力な武器となるでしょう。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
製造年 | 1968年 |
ボディ構造 | ラミネート・メイプル(トップ/サイド/バック) |
ネック材 | 1ピース・マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
フレット数 | 20フレット |
ナット幅 | 約39〜40mm(ナローネック仕様) |
ヘッド角 | 約14度(この時期の仕様) |
ピックアップ | ステッカーナンバードPAF ×2 |
テールピース | ジグザグ・テイルピース(クロームまたはニッケル) |
ペグ | クルーソン・デラックス(2コブ) |
重量 | 約2.9kg |
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