長野県千曲市で買取させていただいた、Gibson ES-335 PRO 1979年製 をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

1979年製のGibson ES-335 PROは、わずか数年間のみ製造された希少なセミアコースティックギターで、従来のES-335とは一線を画す個性的な仕様を備えています。クラシカルなルックスを持ちながらも、現代的なサウンド志向を持ち合わせたモデルとして、当時から注目されていました。ボディにはラミネート・メイプルが使用され、中心にはメイプル製のセンターブロックを内蔵。これにより、セミアコならではの箱鳴り感を保ちながらも、フィードバック耐性に優れた構造となっています。

ネックは3ピースのメイプルで構成され、やや細めのグリップ感が特徴。指板にはローズウッドを採用し、滑らかなフィンガリングが可能です。また、ドットインレイやストップテールピースの採用により、クラシックな外観に仕上がっているのもポイントです。ピックアップには、Gibsonが当時開発した高出力ハムバッカー「Dirty Fingers」が2基搭載されており、パワフルでエッジの効いたトーンが得られます。クリーントーンでは芯のある明瞭な音を、歪ませると分厚く粘りのあるサウンドを響かせ、ジャンルを問わず幅広い表現力を誇ります。

著名なアーティストでES-335 PROを特に愛用している人物は確認されていませんが、ES-335シリーズ自体はラリー・カールトンやアル・マッケイなどの名プレイヤーに支持されており、その系譜に連なるこのモデルもまた、プロの現場に通用する実力を持っています。ブルース、ジャズ、ロック、ファンクなど多様なスタイルに対応でき、リードもバッキングもこなしたいプレイヤー、あるいはセミアコの温かみとソリッドなアタックを両立させたいギタリストにとって理想的な選択肢となるでしょう。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
製造年 | 1979年 |
ボディ材 | ラミネート・メイプル |
ネック材 | メイプル(3ピース) |
指板材 | ローズウッド |
ピックアップ | Dirty Fingers ×2 |
ピックアップ構成 | HH(ハムバッカー×2) |
ブリッジ | Tune-O-Matic |
テールピース | ストップテールピース |
インレイ | ドット |
重量 | 約4.05kg |
ネックジョイント | セットネック |
付属品 | オリジナルハードケース |
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