静岡県静岡市で買取させていただいた、Gibson ESDP-335をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson ES-335は世界初のセミアコースティック・エレキギターとして1958年に登場し、ジャズ、ブルース、ロックなど幅広いジャンルで愛用されているモデルです。
このギターの最大の特徴は、センターブロックを備えたホロウボディ構造です。ボディの両側は空洞になっており、中央部分にはメイプル材のブロックが配置されています。これにより、フルアコのような箱鳴りを持ちながらも、ハウリングを抑えた安定したサウンドを実現しています。また、ダブルカッタウェイデザインにより、高音域の演奏がしやすくなっています。

材質には、ボディにラミネートメイプル、ネックにマホガニー、指板にローズウッドが採用されており、温かみのあるトーンと豊かなサスティーンを提供します。ピックアップには、クラシックなP.A.F.スタイルのハムバッカーが搭載されており、甘く太い音色が特徴です。これにより、ジャズの滑らかなトーンからロックの力強いドライブサウンドまで幅広く対応できます。
ES-335を使用している著名なアーティストには、ラリー・カールトン、エリック・クラプトン、デイヴ・グロールなどがいます。特にラリー・カールトンは「Mr.335」と呼ばれるほど、このギターを象徴するプレイヤーの一人です。彼の演奏スタイルは、ES-335の持つ豊かな表現力を最大限に活かしています。
このギターは、ジャズやブルースを演奏するプレイヤーに最適ですが、ロックやポップスにも適応できる汎用性の高さを持っています。特に、クリーントーンからオーバードライブまで幅広い音作りを求めるギタリストにとって、理想的な選択肢となるでしょう。
Gibson ES-335は、セミアコならではの豊かな響きとソリッドギターの安定したサウンドを兼ね備えた、歴史的な名機です。ジャズやブルースのプレイヤーはもちろん、ロックギタリストにも愛され続けています。

【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1958年 |
ボディ材 | ラミネートメイプル |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
ピックアップ | ハムバッカー(P.A.F.スタイル) |
コントロール | 2ボリューム、2トーン |
スケール | 24.75インチ |
フレット数 | 22 |
ナット幅 | 約43mm |
ブリッジ | チューン・O・マチック |
使用アーティスト | ラリー・カールトン、エリック・クラプトン、デイヴ・グロール など |
ニーゴ・リユースは Fender JAPAN の楽器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまった楽器は、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが静岡県・山梨県・神奈川県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。