北海道下川町で買取させていただいた、Gibson J-45 Ebony VOS 2015年をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson J-45 Ebony VOS(2015年製)は、ギブソン・アコースティックの代名詞ともいえるJ-45に、エボニーカラーとVOS(Vintage Original Spec)仕上げを施した、特別な美しさと渋みを併せ持つモデルです。1942年の登場以来、J-45は“ザ・ワークホース”の愛称で親しまれ、多くのアーティストに愛されてきましたが、このエボニーフィニッシュの個体は、クラシカルな雰囲気の中にスタイリッシュな個性を放ちます。

ボディにはシトカ・スプルースのトップとマホガニーのサイド&バックを採用。豊かな中低域とウォームで包容力のあるトーンが持ち味で、シンガーソングライターや弾き語りに最適な一本です。ネックもマホガニーで、ローズウッド指板との組み合わせにより、甘く柔らかなサウンドが生まれます。ナット幅は約43.8mmでコードストロークにもフィンガーピッキングにも対応しやすく、演奏性のバランスも秀逸です。

VOS仕上げは、グロス塗装とは異なり、程よく艶を抑えたアンティーク感を演出するフィニッシュで、新品ながら長年弾き込まれたかのような風格を持っています。このモデルは特定のアーティストのシグネチャーではありませんが、トラディショナルなJ-45のキャラクターに、個性を加えたいプレイヤーにおすすめです。ルックスにこだわりつつ、クラシックな音色とフィーリングを求める方にとって、ステージでもレコーディングでも活躍する万能な一本と言えるでしょう。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
製造年 | 2015年 |
ボディトップ | シトカ・スプルース |
サイド&バック | マホガニー |
ネック材 | マホガニー |
指板材 | ローズウッド |
フレット数 | 20フレット |
ナット幅 | 約43.8mm |
スケール長 | 628.65mm(24.75インチ) |
ブリッジ | ローズウッド |
フィニッシュ | エボニー・カラー/ニトロセルロース(VOS仕上げ) |
ピックアップ | 無し(ピュアアコースティック仕様) |
重量 | 約2.0〜2.2kg(個体差あり) |
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