山形県長井市で買取させていただいた、Gibson Les Paul Classic 1960をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson Les Paul Classic 1960は、伝説的な1960年製レスポールの仕様を忠実に再現したモデルで、クラシカルなヴィンテージトーンと現代的な演奏性を両立しています。1960年のレスポールは、前半の50年代モデルの暖かみと後半の60年代特有の明瞭さを兼ね備えた「トランジション期」にあたり、そのサウンドとルックスは多くのギタリストに愛されてきました。

本モデルは、マホガニーのボディにスプルースではなくメイプルトップを採用し、クリアで芯のあるサウンドを生み出します。ネックもマホガニー製で、1960年当時の“薄めのCシェイプ”を模したネックグリップは、モダンプレイヤーにも馴染みやすい握りやすさと安定感を提供。指板にはローズウッドを使用し、滑らかなフィンガリングが可能です。

ピックアップには、ヴィンテージスタイルの57 Classicと57 Classic Plusを搭載。クリーンな場面ではクリスタルのような透明感を持ち、オーバードライブ時には豊かな倍音と暖かみのあるサステインをもたらします。ロック、ブルース、ジャズなど多様なジャンルに対応可能なオールラウンダーでありながら、特にヴィンテージレスポールのサウンドに魅了されるプレイヤーに最適な一本です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Gibson Les Paul Classic 1960 |
ボディ材 | マホガニー(バック)、メイプル(トップ) |
ネック材 | マホガニー |
ネックシェイプ | ’60s 薄めのCシェイプ |
指板材 | ローズウッド |
ピックアップ | 57 Classic(フロント)、57 Classic Plus(リア) |
フレット数 | 22フレット |
ブリッジ | Tune-O-Matic & Stopbar Tailpiece |
ハードウェア | ニッケルクローム |
コントロール | 2ボリューム、2トーン、3ウェイセレクター |
重量 | 約3.8〜4.2kg(個体差あり) |
ケース | ハードケース付属 |
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