北海道北広島市で買取させていただいた、Gibson Les Paul Standard 2008 をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

2008年製のGibson Les Paul Standardは、伝統的なレスポールの設計を受け継ぎながらも、モダンプレイヤーのニーズに応えるアップデートが加えられた、いわば“クラシックと革新の融合”とも言えるモデルです。この年のモデルチェンジでは、軽量化や演奏性の向上、信頼性ある電子パーツの搭載などが行われ、ステージやスタジオの現場で即戦力となる仕様が盛り込まれました。

ボディには伝統的なマホガニーバックにメイプルトップの構成を継承しつつ、内部には「チャンバード(空洞加工)」が施され、軽量化と豊かな鳴りを両立。結果として、長時間の演奏でも身体への負担が少なく、サステインにも優れたバランスのよいトーンを生み出します。ネックは新たに“アシンメトリカル・スリムテーパー”と呼ばれるグリップ形状が採用され、低音側はやや厚め、高音側はスリムに設計されており、演奏性が格段に向上しています。

使用アーティストには、ジョー・ペリー(エアロスミス)やスラッシュ、ゲイリー・ムーアといったレスポールを愛用する名だたるギタリストが挙げられますが、2008年モデルに特化したプレイヤーは少ないため、特定の誰かというよりは「現代的な演奏性とレスポールの伝統的なサウンドの両方を求めるプレイヤー」に最適な一本といえるでしょう。ライブ志向のギタリストや、ジャンルを問わず表現力を求めるプレイヤーにとって、2008年のLes Paul Standardは非常に魅力的な選択肢です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Gibson Les Paul Standard |
製造年 | 2008年 |
ボディ材 | メイプルトップ+チャンバード・マホガニーバック |
ネック材 | マホガニー(アシンメトリカル・スリムテーパー) |
指板材 | ローズウッド |
スケール長 | 約24.75インチ(628.6mm) |
ナット幅 | 約43mm |
ピックアップ | Burstbucker Pro(フロント&リア) |
コントロール | 2ボリューム、2トーン、3ウェイトグルスイッチ |
ブリッジ | トゥーントマティック&ストップバー |
フィニッシュ | サンバースト系(個体によりチェリー/ハニーバーストなど) |
重量 | 約3.6~4.0kg(チャンバード構造により個体差あり) |
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