北海道滝川市で買取させていただいた、Gibson Les Paul Standard Historic Collection 1958model をご紹介します。
Gibson(ギブソン)は、1894年に創設者オーヴィル・ヘンリー・ギブソンがアメリカのミシガン州でマンドリンの製作を始めたことから始まりました。その後、1902年に販売会社「The Gibson Mandolin-Guitar Mfg. Co, Ltd.」を設立しました。
代表的なモデルにはレスポール、SG、ES-335などがあり、多くの著名なミュージシャンに愛用されています。ギブソンの楽器は、その高い品質と豊かな音色で広く評価され、音楽業界において重要な地位を占めています。Gibsonは、エレキギターの歴史を築く上で、Fenderと並ぶ重要なギターブランドです。

Gibson Les Paul Standard Historic Collection 1958モデルは、ギブソン・カスタムショップが1958年製のレスポールを忠実に再現したヒストリック・リイシューシリーズの代表的モデルです。1958年といえば、レスポールにメイプルトップとハンバッカーピックアップが初めて導入された年。このモデルでは、プレーントップのメイプル材を使用し、華美ではない落ち着いたルックスと、豊かな中低域を兼ね備えたサウンドが特徴です。

ネックは、1958年スタイル特有の極太な“ファットネック”を再現しており、演奏時にしっかりと手にフィットするグリップ感が得られます。ローズウッド指板とマホガニーネック、マホガニーバックの組み合わせにより、音の芯が太く、サステインの伸びも抜群。仕上げにはニトロセルロース・ラッカーを採用し、経年による味わい深いエイジングも楽しめます。さらに、アニリンダイで染め上げられたチェリーレッドのバック材や、ハイドグルー(ニカワ)による接着、チューブレス・トラスロッドの採用など、ビンテージギターへの強いこだわりが随所に見られます。

ピックアップには、CustombuckerやE-Buckerが搭載され、1950年代のPAFサウンドを現代に蘇らせるような芳醇なトーンを実現。ブルースやクラシックロック、ジャズなど、厚みのあるサウンドを求めるプレイヤーにとって理想的なギターです。具体的な著名アーティストの使用例がないとしても、ビンテージライクなルックスと音を求める中・上級者には非常におすすめできる一本です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
ボディ材 | プレーントップ・メイプル/マホガニーバック |
ネック材 | マホガニー(1958年スタイルの極太ネック) |
指板材 | ローズウッド |
フレット数 | 22フレット |
ナット幅 | 約42.5〜43mm |
スケール長 | 628.65mm(24.75インチ) |
ピックアップ | Custombucker(標準)またはE-Bucker(限定モデル) ×2 |
コントロール | 2ボリューム、2トーン、3ウェイ・トグルスイッチ |
フィニッシュ | ニトロセルロースラッカー(VOS仕上げまたはグロス) |
重量 | 約4.0〜4.5kg(個体差あり) |
ニーゴ・リユースはGibsonの楽器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまった楽器は、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが北海道どこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。