北海道紋別市で買取させていただいた、Ibanez destroyerII DT-555 フィルコリンをご紹介します。

アイバニーズ Destroyer II DT-555は、1980年代初頭のヘヴィメタル/ハードロックブームの中で登場した、個性的かつ攻撃的なルックスを持つエレキギターです。鋭角的でV字をモチーフにしたボディ形状が特徴で、特に1983年から1984年にかけて製造されたこのモデルは、フィル・コリン(Phil Collen)がDef Leppardで使用したことで知られ、彼のシグネチャー的存在としてファンの間で語り継がれています。DT-555は、IbanezのDestroyerシリーズの中でも上位機種に位置づけられ、トリプルハムバッカー構成やゴールドパーツ、豪華な装飾が特徴です。

ボディはマホガニー材で構成されており、豊かな中低域とサステインを生み出します。ネックはメイプル3ピース構造で強度と安定性に優れ、激しいプレイにも耐える設計です。指板にはローズウッドが使用され、24フレット仕様で高音域までスムーズにアクセス可能。ピックアップはIbanez製のSuper 58ハムバッカーが3基搭載され、フロント/センター/リアの切り替えによって多彩なトーンメイクが可能です。センターピックアップにはコイルタップ機能が備わっており、トーンノブのプッシュプルスイッチやミニスイッチで操作し、シングルコイル風のクリアなサウンドも得られます。

フィル・コリン以外に著名な使用者は少ないものの、DT-555は80年代スタイルのハードロック/メタルを志向するプレイヤーに最適で、特に速弾きやパワフルなリフを多用するギタリストにとって理想的なパートナーとなるでしょう。ヴィンテージ市場でも希少性が高く、コレクターズアイテムとしての価値も高い一本です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Ibanez Destroyer II DT-555 |
製造年 | 1983〜1984年 |
ボディ材 | マホガニー |
ネック材 | メイプル3ピース |
指板材 | ローズウッド |
フレット数 | 24フレット |
ピックアップ | Ibanez製 Super 58 ハムバッカー ×3 |
コントロール | 1ボリューム、2トーン(プッシュプルまたはミニスイッチでコイルタップ)、5ウェイセレクター |
ブリッジ | Gibraltar + Quik Change II テイルピース |
ハードウェア | ゴールド |
インレイ | パールドット |
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