広島県広島市で買取させていただいた、Mosrite USA V-64 REISSUE TYPE 1をご紹介します。
Mosrite(モズライト)はアメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールドを拠点に、1950年代にセミー・モズレーによって設立されたギターメーカーです。その名前は、創設者モズレーと投資家である牧師ボートライトの名前を組み合わせたものです。
モズライトは、独特なデザインと音響特性で知られています。特に「The Ventures Model」は、1960年代のサーフロックやガレージロックシーンで大きな影響を与えました。ゼロフレットや細身のネック、独自のトレモロユニットなどの革新的な設計が特徴です。
モズライトの歴史は波乱に満ちており、幾度かの倒産を経験しましたが、その後も日本を含む世界中で愛され続けています。現在では、モズライトの製品は複数の会社によって製造されており、京都に拠点を置く「モズライトUS」や「フィルモア・モズライト」、黒雲製作所などがそれぞれのラインナップを展開しています。

モズライト USA V-64 REISSUE TYPE 1は、1960年代のサーフミュージックやエレキインストの黄金期を彷彿とさせる、独特なルックスとサウンドを持つギターです。モズライトの象徴とも言える逆カッタウェイのボディ形状、M字型ヘッド、そして大型のビブラートユニットが、ひと目でそれと分かる個性を放っています。細身のネックグリップは、ナット幅約39mmと非常にスリムで、手の小さいプレイヤーや速弾きを好むギタリストにとって快適なフィット感を提供します。

材質にはバスウッドボディ、メイプルネック、ローズウッド指板を採用。ゼロフレットとローラーナットの組み合わせにより、開放弦と押弦時の音質差が少なく、滑らかなチューニングと演奏性を実現しています。ピックアップはシングルコイルながら高出力で、クリーンなアンプ設定でも豊かな音量と甘いトーンが得られるため、メロディーラインの表現力に優れています。

このモデルは、ベンチャーズや加山雄三といった60年代のエレキサウンドを愛するアーティストに支持されてきました。また、ジョニー・ラモーンがパンクロックで使用したように、ジャンルを超えて挑戦するプレイヤーにも魅力的な選択肢となります。レトロな雰囲気を持ちながらも、現代の音楽シーンにも対応できる柔軟性を持つギターです。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル名 | Mosrite USA V-64 REISSUE TYPE 1 |
| ボディ材 | バスウッド |
| ネック材 | メイプル |
| 指板材 | ローズウッド |
| ネック構造 | ボルトオン |
| ナット幅 | 約39mm |
| スケール | 24.75インチ(約628mm) |
| ピックアップ | 高出力シングルコイル ×2 |
| フレット数 | 22フレット+ゼロフレット |
| 特徴的構造 | ゼロフレット、ローラーナット、ビブラートユニット |
| 重量 | 約3.5〜3.8kg(個体差あり) |
| フィニッシュ | サンバースト、ブラック、ホワイトなど |
| 推奨ジャンル | サーフ、GS、インスト、パンク、ポップス |
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