北海道札幌市で買取させていただいた、YAMAHA L-10 前期をご紹介します。
YAMAHA(ヤマハ株式会社)は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

ヤマハ L-10 前期は、1970年代に製造されたヤマハのアコースティックギターで、Lシリーズの中でも特に評価の高いモデルの一つです。このギターは、クラフトマンシップと音響性能の両方で優れたバランスを持ち、ヴィンテージギター愛好家やプロのミュージシャンからも注目されています。

特徴として、L-10 前期はオール単板構造を採用しており、トップにはエゾマツ単板、サイドとバックには(初期個体では)ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)が使用されており、後期にはインディアンローズウッドへと移行したとされています。この材質の組み合わせにより、豊かで深みのある音色と長いサスティンが得られます。また、ネックにはマホガニー、指板とブリッジにはエボニーが使用されており、耐久性と演奏性の両方を兼ね備えています。さらに、ノンスキャロップドXブレイシングが採用されており、力強い音量と明瞭な音質を実現しています。

このギターは、ストロークプレイやフィンガーピッキングのどちらにも適しており、特にフォークやブルース、クラシックロックなどのジャンルでその真価を発揮します。具体的に使用しているアーティストの情報は見つかりませんでしたが、その音質とデザインから、繊細な表現を求めるプレーヤーや、ヴィンテージギターの魅力を楽しみたい方に最適です。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
トップ | エゾマツ単板 |
サイド | ハカランダ単板 |
バック | ハカランダ単板 |
ネック | マホガニー |
指板 | エボニー |
ブリッジ | エボニー |
ブレイシング | ノンスキャロップドXブレイシング |
製造年 | 1975年~1979年 |
ペグ | オリジナルTM-50G |
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