長野県長野市で買取させていただいた、CONTAX G2をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

1996年4月に京セラより発売されたコンタックス G2は、レンズ交換式レンジファインダーカメラの完成形とも称される名機です。販売台数の正確な記録は残されておりませんが、当時のフィルムカメラブームにおいて高級機として大きな人気を博し、現在においても中古市場で高値で取引されている状況から、相当数が世に送り出されたものと推察されます。

標準レンズとして最も多く使われたのは、Carl Zeiss Planar T* 45mm F2。ツァイスらしい高い描写力と逆光耐性を持ち、G2の性能を最大限に引き出すレンズとして評価が高い。他にもBiogon 28mm F2.8やPlanar 35mm F2など、広角から中望遠まで豊富なラインナップが揃っています。

G2の最大の特長は、レンジファインダーカメラとしては珍しくオートフォーカス機能を搭載している点です。従来のレンジファインダーではマニュアルフォーカスが主流でしたが、G2ではパッシブ方式に加え赤外線を併用したアクティブ方式のAFを採用し、正確かつ快適なピント合わせを実現しました。また、シャッタースピードはオート時で16秒から1/6000秒、マニュアル時でも4秒から1/4000秒まで対応し、B(バルブ)撮影も可能です。これにより、明るいレンズを開放で使用する撮影から長時間露光まで幅広い表現をお楽しみいただけます。さらに、条件が整えば最高約4コマ/秒の連写が可能であり、決定的瞬間を逃さない性能を備えています。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 1996年4月 |
| レンズマウント | コンタックスGマウント |
| 標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 |
| シャッタースピード | オート:1/6000秒〜16秒、マニュアル:1/4000秒〜4秒、Bモードあり |
| 測光方式 | TTL中央重点ダイレクト測光 |
| 露出モード | 絞り優先AE、マニュアル |
| ファインダー | 実像式ズームファインダー(視野率約90%、倍率0.57~0.72倍) |
| ドライブモード | 1コマ、連続(L/H)、セルフタイマー、多重露出 |
| 電池 | CR2リチウム電池×2 |
| サイズ | 約139×80×45mm |
| 重量 | 約560g(本体のみ) |
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