群馬県高崎市で買取させていただいた、CONTAX T2をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

コンタックス「T2」は、1990年12月1日に京セラから発売された高級コンパクトフィルムカメラで、当時の定価は12万円。高級素材であるチタン外装と、カールツァイス製の高性能レンズを搭載したことで話題を呼び、約26万台が販売されたロングセラーモデルです。

標準搭載されているレンズは、Carl Zeiss T* Sonnar 38mm F2.8(4群5枚構成)で、コンパクトカメラながら一眼レフに匹敵する描写力を誇ります。ゾナータイプのレンズは、開放からシャープでコントラストの高い描写が得られ、T*コーティングにより逆光にも強く、色再現性にも優れています。

カメラの特性としては、絞り優先AEとプログラムAEを組み合わせた自動露出機能を搭載し、初心者でも簡単に美しい写真が撮れる設計。オートフォーカスは赤外線アクティブ方式で、最短撮影距離は0.7m。さらに、露出補正ダイヤルやマニュアルフォーカス機能も備え、撮影者の意図を反映しやすい操作性が魅力です。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 1990年12月1日 |
販売台数 | 約26万台 |
レンズ | Carl Zeiss T* Sonnar 38mm F2.8(4群5枚) |
フォーカス方式 | 赤外線アクティブAF/マニュアルフォーカス切替可 |
最短撮影距離 | 0.7m |
シャッター速度 | 8秒~1/500秒(電子制御式) |
絞り範囲 | F2.8~F16 |
露出制御 | 絞り優先AE/プログラムAE |
フィルム感度 | ISO25~5000(DXコード対応) |
ファインダー | 逆ガリレオ式ブライトフレーム(倍率0.6倍) |
電源 | CR123Aリチウム電池×1本 |
サイズ・重量 | 約119×66×33mm・約295g(電池含まず) |
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