長野県長野市で買取させていただいた、Roland JUNO-60をご紹介します。
Roland Corporation(ローランド株式会社)は、1972年に設立された日本の老舗電子楽器メーカーで、本社は静岡県浜松市にあります。
ローランド株式会社は、スタジオやライブ向けのプロ用から家庭用まで幅広い製品を提供しています。管打楽器、鍵盤楽器、エフェクターやアンプなどのギター関連機器、シンセサイザー、ダンスミュージック用の製品など、多様な製品カテゴリーをバランス良く展開している総合電子楽器メーカーです。

Roland JUNO-60は、1982年に発売されたアナログポリフォニックシンセサイザーで、音楽制作の歴史において重要な役割を果たした名機です。このシンセサイザーは、JUNOシリーズの中でも特に人気が高く、シンプルな操作性と温かみのある音色で知られています。最大6音の同時発音が可能で、デジタル制御オシレーター(DCO)を搭載しており、安定した音程と豊かなサウンドを提供します。

JUNO-60の特徴的な機能の一つは、音色メモリー機能です。56種類の音色を保存できるため、ライブパフォーマンスやスタジオ録音での効率的な操作が可能です。また、アルペジエーターやキー・トランスポーズ機能を備えており、幅広い音楽ジャンルに対応できます。さらに、JUNOシリーズ特有のコーラスエフェクトは、音色に深みと広がりを加えることで、多くのミュージシャンに愛されています。

材質は堅牢な設計が施されており、耐久性が高く、長期間の使用にも適しています。リアパネルにはDCB(Digital Communication Bus)インターフェイスを搭載しており、外部シーケンサーとの接続が可能です。これにより、音楽制作の幅が広がります。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1982年 |
最大同時発音数 | 6音 |
音源 | アナログ |
主な機能 | 音色メモリー、アルペジエーター、コーラスエフェクト |
インターフェイス | DCB(Digital Communication Bus) |
サイズ | 幅1060mm、高さ113mm、奥行378mm |
重量 | 約12kg |
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