宮城県仙台市で買取させていただいた、YAMAHA CS-30Lをご紹介します。
YAMAHA(ヤマハ株式会社)は、静岡県浜松市に本社を置く、日本を代表する楽器メーカーです。1887年に創業し、ピアノやギター、管楽器など多種多様な楽器を製造しています。また、音響機器や半導体、自動車部品なども手がけています。
1969年にピアノの生産台数で世界一となり、現在でも販売額ベースで世界首位を維持しています。ヤマハは、ハーモニカやリコーダー、ピアニカなどの学校教材用楽器から、エレクトリックギター、ドラム、ヴァイオリン、チェロ、トランペット、サクソフォーンなど、100種類以上の楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーです。

ヤマハ CS-30L は、1977 年に登場したアナログモノフォニックシンセサイザーで、CS シリーズの中でも特に高度な音作りが可能なモデルです。CS-30 を基に設計されていますが、ライブパフォーマンスを意識した改良が施され、操作性と音色の幅が大きく向上しています。このモデルは、音響デザインを自由に操りたいミュージシャンにとって理想的な楽器と言えます。

CS-30L の最大の特徴は、その柔軟な信号ルーティングにあります。2 つの VCO、2 つの VCF、2 つの VCA、3 つのエンベロープジェネレーターを駆使し、非常に多様な音色を生成可能です。リングモジュレーターも搭載されており、金属的な響きや独特の倍音を伴うサウンドを作り出すことができます。これに加え、LFO の電圧制御機能により、ダイナミックな音の変化も容易に表現できます。

外部入力端子も備えており、ギターやボーカルなどのオーディオソースをフィルタリング可能です。この機能により、従来のシンセサイザーとしての役割を超え、音楽制作の幅を大きく広げます。また、ポルタメントやサスティン、フットコントロールによるブリリアンス調整など、ライブ演奏をサポートする機能も充実しています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 1977 年 |
音源方式 | アナログ減算合成 |
発音数 | モノフォニック |
VCO | 2 基 (矩形波、鋸波、正弦波) |
VCF | 2 基 (ローパス、バンドパス、ハイパス、共振) |
VCA | 2 基 |
エンベロープジェネレーター | 3 基 (ADSR) |
LFO | 1 基 (鋸波、矩形波、正弦波、サンプル&ホールド) |
リングモジュレーター | 搭載 |
外部入力 | あり (オーディオフィルタリング可能) |
ポルタメント | 搭載 |
サスティン | 搭載 |
フットコントロール | ブリリアンス調整可能 |
鍵盤数 | 44 鍵 |
ケース | トーレックスケース、クローム製脚付き |
消費電力 | 30W |
外形寸法 | 1,117 × 185 × 368 mm |
質量 | 16 kg |
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