栃木県足利市で買取させていただいた、TANNOY Edinburgh TW をご紹介します。
タンノイ(Tannoy)は、1920年にガイ・ルパート・ファウンテン(Guy Rupert Fountain)によって設立されたイギリスのスピーカーメーカーです。社名は「タンタル合金(tantalum alloy)」に由来しています。
当初は公共アドレスシステムの製造を手掛けていましたが、現在では高品質なスタジオモニター、ハイファイスピーカー、インストールサウンドシステムで広く知られています。タンノイの製品は、その独特の音質とデザインで、多くの音楽愛好家やプロフェッショナルに愛用されています。
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エジンバラ/HWの後継機にあたるスピーカーシステムです。
ウーファー部にはドイツ・クルトミューラー社製のペーパーコーンを採用しています。このコーンでは空気乾熱によって最終処理する新開発のエア・ドライ・フェルティングを採用しており、分割振動を最小限に抑えて優れたトランジェント特性とパワーハンドリング特性を獲得しています。また、ボイスコイル付近には特殊な薬剤を含浸させており、低域の放射特性を改善するとともに中域の拡散特性を向上しています。
さらに、エッジにはニトリルラバーのロールエッジを採用しており、fo(最低共振周波数)を下げています。
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トゥイーター部にはTW(テクノウェーブ)トゥイーターを採用しています。新開発ホーンであるテクノウェーブ・ガイドはホーン内部の音の通り道をコンピューター解析に基づいて超精密成型しており、正確な球面波として放射しています。また、振動板面からホーンエッジまで等距離となるように設計されることで優れた高域の再生位相特性を実現しています。
振動板にはDMT(Differential Material Technology)が投入されており、軽量ジュラルミンダイアフラムとポリアミドエッジを組み合わせることで共振周波数を分散させ、ピークの少ない再生特性を得ています。また、振動板とボイスコイルボビンが一体成型されており、ピストンモーションの方向性が正しく維持されることで過渡特性が向上し、解像度の高い再生音を実現しています。
【スペック】
方式 | 2ウェイ・1スピーカー・バスレフ方式・フロア型 |
使用ユニット | 全帯域用:30cm同軸型 |
許容入力 | 110W連続 300Wピーク |
出力音圧レベル | 95dB/W/m |
インピーダンス | 8Ω(最小5.5Ω) |
周波数特性 | 30Hz~25kHz |
クロスオーバー周波数 | 1.2kHz |
レベルコントロール | ロールオフ:5kHz以上、+2dB~6dB、5段階 エナジー:1.2kHz~20kHz、±3dB、5段階 |
内容積 | 200リットル |
外形寸法 | 幅660x高さ1,020x奥行420mm |
重量 | 44kg |
付属 | サランネットボード固定キー ウッドワックス |
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