新潟県十日町市で買取させていただいた、YANAGISAWA シリアル:00152233 をご紹介します。
Yanagisawa 柳澤管楽器株式会社(ヤナギサワ)は、日本のサックス専門メーカーで、世界的に高い評価を受けています。
本社は東京の板橋区にあり、1893年に初代・柳澤徳太郎によって創業されました。最初は軍楽隊の楽器修理から始まりましたが、戦後、楽器工場に転換し、1951年に柳澤孝信がサクソフォーンの製作を始めました。現在、ヤナギサワはヘンリー・セルマー・パリ、ヤマハと並ぶ世界三大サクソフォンメーカーの一つとされています。

YANAGISAWA(ヤナギサワ)のソプラノサックス、シリアル番号00152233は、同社が誇る高品質な日本製サクソフォンのひとつであり、丁寧なハンドクラフトと優れた音響設計が反映された逸品です。シリアル番号から判断すると、この個体はおそらく1990年代後半から2000年代初頭に製造されたと推定されます。この時期はヤナギサワが国際的な評価をさらに高め、プロフェッショナル向けのラインナップが充実していた時代で、同社の技術的な成熟期と重なります。

対象モデルは「S-901」や上位モデル「S-991」、あるいはそれ以前の「S-800」シリーズの可能性が考えられます。これらはいずれも、吹きやすく音程の安定した設計がなされており、ヤナギサワの代名詞とも言える滑らかなキータッチと明瞭な音色を備えています。とくにS-901以降のモデルでは、主管とネックを一体化させたストレートボディが採用されており、レスポンスと音の密度に優れ、クラシックはもちろん、ジャズやポップスにも適した設計です。

音色は、芯のある明るさと適度な柔らかさを両立しており、アンサンブルでもソロでも扱いやすく、音抜けも良好です。キー配置も手に馴染みやすく、初心者からプロフェッショナルまで幅広いプレイヤーに愛されてきました。また、製造精度の高さから、耐久性にも優れており、適切なメンテナンスを行えば長年にわたって良好な状態を保てます。中古市場でもヤナギサワのソプラノサックスは根強い人気があり、シリアル番号の特定によってオリジナル性や価値の判断材料にもなります。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | YANAGISAWA(ヤナギサワ) |
シリアル番号 | 00152233 |
種類 | ソプラノサクソフォン |
製造年代 | 推定1990年代後半~2000年代初頭 |
想定モデル | S-901、S-991、またはS-800シリーズ |
管体構造 | 一体型ストレートボディ(モデルによる) |
材質 | 真鍮(ブラス)製/一部モデルにブロンズ仕様あり |
音色傾向 | 明るく芯のある音色、柔らかさと抜けの良さを両立 |
用途 | クラシック、ジャズ、吹奏楽、ソロ演奏など幅広く対応 |
特徴 | 安定した音程、スムーズなキータッチ、高い耐久性 |
製造国 | 日本 |
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