北海道札幌市で買取させていただいた、YANAGISAWA S901II をご紹介します。
Yanagisawa 柳澤管楽器株式会社(ヤナギサワ)は、日本のサックス専門メーカーで、世界的に高い評価を受けています。
本社は東京の板橋区にあり、1893年に初代・柳澤徳太郎によって創業されました。最初は軍楽隊の楽器修理から始まりましたが、戦後、楽器工場に転換し、1951年に柳澤孝信がサクソフォーンの製作を始めました。現在、ヤナギサワはヘンリー・セルマー・パリ、ヤマハと並ぶ世界三大サクソフォンメーカーの一つとされています。

ヤナギサワ S901II は、ストレート管のソプラノサックスで、優れた音程の安定性と豊かな響きを持つモデルです。ヤナギサワの伝統的な設計を受け継ぎながら、演奏性を向上させた楽器であり、クラシックやジャズなど幅広いジャンルで使用されています。

このモデルは、ブラス製の管体にラッカー仕上げが施されており、明るく伸びやかな音色を実現しています。ストレートネックの設計により、音の伝達がスムーズで、クリアな音質を提供します。オクターブキー機構にはフッ素樹脂スリーブが採用されており、摩擦を軽減し、スムーズな動作を実現しています。演奏性の面では、High F#キーを搭載しており、高音域の演奏が快適に行えます。また、白蝶貝キーを採用することで、指に自然にフィットし、汗による滑りを防ぐ効果があります。サムフックと拇指台は真鍮製で、楽器の共鳴を最大限に引き出し、音色のバランスを向上させています。

ポイントピボットスクリューを使用することで、精度の高いキーアクションを実現し、演奏時の安定感を向上させています。また、ニードルスプリングにはバネ鋼素材が採用されており、立ち上がりが速く、難しいパッセージでもスムーズな操作が可能です。ベルと本体は三点支持支柱で固定されており、高い剛性を確保し、フォルティッシモでもしっかりとした響きを得ることができます。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
メーカー | ヤナギサワ |
モデル | S901II |
調子 | B♭ |
仕上げ | ラッカー |
管体材質 | ブラス |
キー | High F#キー搭載 |
オクターブキー機構 | フッ素樹脂スリーブ採用 |
キータッチ | 白蝶貝 |
サムフック・拇指台 | 真鍮製 |
ピボットスクリュー | ポイントピボットスクリュー |
スプリング | バネ鋼ニードルスプリング |
支柱 | 三点支持支柱 |
付属品 | マウスピース、リガチャー、キャップ、ストラップ、専用ケース |
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