宮城県仙台市で買取させていただいた、KRELL KBXをご紹介します。
KRELL(クレル)は、1980年にアメリカで設立された高級オーディオブランドです。その名前は映画「禁断の惑星」に登場する古代文明「クレル」に由来し、無限のエネルギーを象徴しています。創業者ダン・ダゴスティーノが手掛けた製品は、特にクラスAアンプで高い評価を得ています。
KRELLは、革新技術と優れたエンジニアリングでオーディオ性能を追求しています。iBiasテクノロジーを採用したアンプは、効率的なクラスA動作で消費電力を抑えながらも高音質を実現しました。現在もアメリカで製造され、世界中のオーディオ愛好家から支持されています。

KRELL KBX チャンネルデバイダーは、1990年に米国のハイエンドオーディオブランド「KRELL」から登場したアナログ式の2WAYチャンネルデバイダーです。当時の国内定価は約80万円、米国定価は約7,500ドル前後で、価格は高額ながらもオーディオファンの間で「音を力で支配する」個性派モデルとして高い支持を集めました。

KBXは、スピーカーのクロスオーバー周波数に合わせて専用ボードを交換する方式を採用しています。このため、JBL K2 S9500や4344などの大型ホーンスピーカーとの組み合わせに特に適していますが、基本的には2WAYスピーカー全般に使用可能です。クロスオーバー周波数はボード交換により650Hz(-12dB/oct)、290Hz、500Hzなどから選択可能で、システムに応じた柔軟な設定が可能です。

音質面では、重厚で筋肉質なサウンドが特徴です。厚みのある温度感と力感を重視した設計により、圧倒的な低域のエネルギー感や濃密な中域の存在感が際立ちます。一方で、アナログ回路特有のヒスノイズや接続機器によるハムノイズが出やすい点には注意が必要です。
【スペック】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | KRELL KBX チャンネルデバイダー |
| 発売年 | 1990年(米国) |
| 回路構成 | 全段バランス回路 |
| 入出力端子 | XLR(バランス)、RCA(アンバランス) |
| クロスオーバー方式 | 専用周波数ボードによる固定式(交換可能) |
| 主な周波数ボード例 | 650Hz(-12dB/oct)、290Hz、500Hz |
| 電源部 | 独立型、左右独立トロイダルトランス搭載 |
ニーゴ・リユースはKRELLのオーディオ機器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったオーディオは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。










ニトリ仙台松森店さんやしまむらさんなどが一斉に集うショッピングモール内にあるので、たくさんの人が集まる賑やかな場所で営業しています。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが宮城県・岩手県・山形県・茨城県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。