長野県小諸市で買取させていただいた、Selmer MARK VII 1980-1981をご紹介します。
Henri Selmer Paris(セルマー)は、1885年に設立された、フランスのパリに本社を置く楽器メーカーで、特にサクソフォンやクラリネットなどの管楽器で高く評価されています。
100年以上にわたり、フランスのマント・ラ・ヴィルにある工房で作られている楽器とマウスピースには、設計に携わった音楽家の期待と、それを形にする職人たちの情熱が込められています。全ての楽器は、工房を出発する前に、プロの音楽家であるアドバイザーによって1本1本テストされ、認定されています。

セルマー Mark VIIは、1974年から1980年頃まで製造されたモデルで、Mark VIの後継機として登場しました。このモデルは、特にロックやフュージョンの音楽に適した設計が施されており、パワフルなサウンドが特徴です。

Mark VIIは、Mark VIと比較するとボディがやや太めで、キーサイズが大きくなっています。特にテーブルキーは大幅に拡張され、演奏時の操作性が向上しました。また、音の粘りが強く、力強い響きを持つため、ダイナミックな演奏スタイルに適しています。初期のモデルにはMark VIと同様の彫刻が施されていましたが、後期モデルでは彫刻が省略される傾向がありました。

このモデルの製造期間は約6年間で、1980年頃にSuper Action 80シリーズへと移行しました。そのため、現在ではヴィンテージサックスとしての価値が高く、多くのプレイヤーやコレクターに注目されています。特に、シリアル番号は24万番台後半から32万番台前半までの個体が該当します。音の芯が太く、パワフルな鳴りが特徴で、ジャンルによっては評価される“音抜けの良さ”があります。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
ブランド | セルマー |
モデル | Mark VII |
シリアル番号 | 24万番台後半〜32万番台前半 |
キー | B♭ |
仕上げ | オリジナルラッカー、彫刻付き(初期モデル) |
キーサイズ | 大型化 |
音色特性 | 粘りのある力強いサウンド |
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