北海道札幌市で買取させていただいた、Selmer MARK VIIをご紹介します。
Henri Selmer Paris(セルマー)は、1885年に設立された、フランスのパリに本社を置く楽器メーカーで、特にサクソフォンやクラリネットなどの管楽器で高く評価されています。
100年以上にわたり、フランスのマント・ラ・ヴィルにある工房で作られている楽器とマウスピースには、設計に携わった音楽家の期待と、それを形にする職人たちの情熱が込められています。全ての楽器は、工房を出発する前に、プロの音楽家であるアドバイザーによって1本1本テストされ、認定されています。

セルマー「MARK VII」テナーサックスは、1974年頃から1978年頃まで製造されたモデルで、名機「MARK VI」の後継機として開発されました。音響的な魅力を継承しつつ、よりパワフルなサウンドと操作性の向上を目指した設計が特徴です。特に拡大されたテーブルキーとセルマー初の標準装備となったHigh F#キーが操作性を高めています。

音色は高域の倍音が豊かで、力強く粘りのある響きが特徴です。中低音域の厚みと高音域の抜けの良さを持ち、ホールでの遠鳴りにも優れています。製造時期や市場によって彫刻や仕上げに違いがあり、アメリカ向け仕様には独自の特徴が見られます。

このモデルを使用しているアーティストには、マイケル・ブレッカーやマイケル・スターンなどがいます。特にマイケル・ブレッカーはMARK VIIを愛用し、そのパワフルかつ多彩な表現力を活かしてジャズやフュージョンの名演を多数残しています。
【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
モデル名 | Selmer MARK VII |
タイプ | テナーサクソフォン(B♭) |
材質 | イエローブラス |
仕上げ | ラッカー/シルバープレート/ゴールドプレート |
キー配列 | フロントF付き、High F#キー標準搭載、拡大テーブルキー |
彫刻 | ベル部に彫刻(モデル・仕上げにより異なる) |
対応ジャンル | ロック、フュージョン、ジャズ、ポップス、吹奏楽など |
ニーゴ・リユースはSelmer の楽器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまった楽器は、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが北海道どこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。