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北海道札幌市で買取させていただいた、YANAGISAWA T-992 PGP をご紹介します。
Yanagisawa 柳澤管楽器株式会社（ヤナギサワ）は、日本のサックス専門メーカーで、世界的に高い評価を受けています。
本社は東京の板橋区にあり、1893年に初代・柳澤徳太郎によって創業されました。最初は軍楽隊の楽器修理から始まりましたが、戦後、楽器工場に転換し、1951年に柳澤孝信がサクソフォーンの製作を始めました。現在、ヤナギサワはヘンリー・セルマー・パリ、ヤマハと並ぶ世界三大サクソフォンメーカーの一つとされています。
YANAGISAWA T-992 PGPは、日本の管楽器メーカー「ヤナギサワ」が製造する高級テナーサックスの一つです。このモデルは、T-992シリーズの中でも特別仕様であり、PGP（Pink Gold Plating）仕上げが施されている点が特徴です。PGP仕上げは、通常のラッカー仕上げとは異なり、華やかな外観と独特の音響特性を持ち、演奏者の個性を引き出す高い表現力を提供します。
T-992シリーズ全体の特徴として、管体にブロンズブラスを採用しており、一般的な真鍮製のサックスと比較すると、温かみがあり、深みのある音色を奏でます。ブロンズブラスは倍音成分が豊かで、柔らかく滑らかな音の立ち上がりを実現するため、ジャズやクラシックなど幅広いジャンルで活躍します。特にPGP仕上げのモデルは、音の響きが一層艶やかで、音の輪郭が際立つと評されています。
演奏面では、キー配置が人間工学に基づいて設計されており、スムーズな操作性を実現しています。特に、左手小指の操作性が向上しており、速いパッセージの演奏も容易です。また、キーポストやトーンホールの設計にも細部までこだわり、音の均一性と優れたレスポンスを確保しています。
【スペック】
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メーカー | ヤナギサワ |
| 型番 | T-992 PGP |
| 管体素材 | ブロンズブラス |
| 仕上げ | PGP（Pink Gold Plating） |
| キー配置 | 人間工学設計 |
| 音色 | 温かみと豊かな響き |
| 用途 | プロ・上級者向け |
| 耐久性 | 高い |
| 発売形態 | 限定生産 |
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