福岡県飯塚市で買取させていただいた、SAEC WE-308SXをご紹介します。
SAEC(サエク)は、1974年に北澤貞夫氏が東京都大田区大森で創設した、日本の著名なオーディオアクセサリーメーカーです。トーンアームや高品質オーディオケーブルの製造で広く知られています。
創業当時からトーンアーム開発で大きな注目を集め、アナログ製品の需要が低下する中でもケーブル事業に注力し、独自の技術を活用した商品を展開してきました。現在も多様なオーディオアクセサリーを製造・販売し、多くの賞を受賞しています。SAECは、優れた信号対雑音比(高S/N)と高忠実度の音質を追求しながら、革新的な製品開発を続けています。

SAEC WE-308SXは、精密な音楽再生を追求するオーディオファンのために設計された高性能トーンアームです。初代WE-308の改良版として登場し、軸受けの接点部分に硬質ルビーを採用することで感度を向上させ、経年劣化を防ぐ仕様となっています。さらに、メカニカルイコライザーを装着することで、f0のクロストークを20dB改善し、よりクリアな音質を実現しています。

本機は、ダブルナイフエッジ構造を採用し、安定したトラッキング性能を確保。ラテラルバランサーや自動針圧微増機構を搭載することで、レコード盤の溝を正確にトレースし、音楽の細部まで忠実に再現します。アームパイプには特殊軽合金を使用し、不要な共振を抑えながら、繊細な音の表現力を向上させています。

WE-308SXは、情報量の多い音楽でも各楽器の音色を明瞭に再生できる特性を持ち、特にジャズやクラシック音楽の再生に適しています。シンバルの音の細かいニュアンスや、低域の力強い響きを余すことなく再現するため、オーディオファンの間で高く評価されています。さらに、全ての部品が金属の削り出しで作られており、耐久性と音質の純度を両立させています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
型式 | ダブルナイフエッジ・スタティックバランストーンアーム |
軸受 | 硬質ルビー |
メカニカルイコライザー | 搭載(クロストーク改善) |
自動針圧微増機構 | 搭載 |
ラテラルバランサー | 搭載 |
アームパイプ素材 | 特殊軽合金 |
全長 | 392mm |
最大長 | 417mm |
有効長 | 295mm |
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