静岡県静岡市で買取させていただいた、CONTAX G2 Sonnar 2.8/90 2/35 21をご紹介します。
CONTAX(コンタックス)は、ドイツのカメラブランドで、元々はツァイス・イコン(Zeiss Ikon)が1930年代に立ち上げました。高品質な35mmフィルムカメラや中判カメラで知られ、特にカール・ツァイス製のレンズを搭載していたことが特徴です。1970年代から1990年代にかけて、CONTAXは電子制御を取り入れた一眼レフやレンジファインダー型カメラで人気を集めました。
最終的には、京セラが所有していた時期もあり、2000年代初頭にカメラ事業を終了し、ブランドは消滅しました。しかし、CONTAXのカメラやレンズは現在でも高い評価を受けており、特にフィルムカメラ愛好者の間で人気があります。

コンタックス G2は、1996年に京セラから発売されたレンズ交換式のAFレンジファインダーカメラで、2005年に生産終了となりました。前モデルG1の弱点を克服し、より高性能なメイン機材として開発されたG2は、当時としては画期的な機能を多数搭載していました。

G2の特性としては、最高1/6000秒の高速シャッター、赤外線アクティブAFとパッシブAFの併用による高精度なピント合わせ、ズームファインダーによる自動パララックス補正などが挙げられます

カールツァイスのSonnar T* 90mm F2.8、Biogon T* 21mm F2.8、Planar T* 35mm F2は、いずれもコンタックスGマウント専用に設計された高性能な単焦点レンズ群です。これらはレンジファインダー式のCONTAX G1/G2に装着可能で、AF駆動はボディ側モーターによる電子制御方式を採用しています。現在では専用のマウントアダプターを用いることで、ソニーEマウントや富士フイルムXマウントなどのミラーレス機にも装着可能です。
【スペック】
CONTAX G2
項目 | 内容 |
---|---|
発売年 | 1996年 |
生産終了 | 2005年 |
レンズマウント | コンタックスGマウント |
標準レンズ | Carl Zeiss Planar T* 45mm F2 |
シャッター速度 | 1/6000秒〜16秒(オート) |
フォーカス | パッシブ+アクティブAF併用 |
露出モード | 絞り優先AE、マニュアル |
ファインダー | 実像式ズームファインダー(28〜90mm対応) |
フィルム装填 | 自動 |
サイズ | 約139×80×45mm |
重量 | 約560g(本体のみ) |
Sonnar 2.8/90 2/35 21
項目 | Sonnar 90mm F2.8 | Planar 35mm F2 | Biogon 21mm F2.8 |
---|---|---|---|
マウント | CONTAX Gマウント | CONTAX Gマウント | CONTAX Gマウント |
焦点距離 | 90mm(中望遠) | 35mm(標準) | 21mm(超広角) |
開放F値 | F2.8 | F2 | F2.8 |
レンズ構成 | 4群5枚 | 5群6枚 | 7群9枚 |
最短撮影距離 | 約1.0m | 約0.5m | 約0.5m |
フィルター径 | 46mm | 46mm | 55mm |
重量 | 約190g | 約150g | 約270g |
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