岩手県盛岡市で買取させていただいた、Nikon F5 AF-S 28-70 2.8D をご紹介します。
Nikon(ニコン)は、1917年に設立された日本の光学機械器メーカーです。本社は東京都品川区西大井に位置しています。社名の「ニコン(Nikon)」は、戦後に参入した35mmフィルムカメラの商品名ないしブランド名が由来です。
ニコンのカメラは、特に一眼レフカメラやミラーレスカメラで有名です。また、ニコンはレンズの製造でも高い評価を受けており、「NIKKOR」ブランドのレンズはその性能と品質で広く知られています。さらに、ニコンは映像事業だけでなく、精密機器やヘルスケア、デジタルマニュファクチャリングなどの分野でも活躍しています。

Nikon F5は、1996年に発売されたプロフェッショナル向けのフィルム一眼レフカメラです。ニコンのフラッグシップモデルとして登場し、堅牢なボディと優れた性能を兼ね備えています。デジタルカメラではないため画素数の概念はなく、フィルムカメラとしての販売台数は正確な記録が公表されていませんが、プロの写真家や報道関係者を中心に広く使用されました。

標準レンズとしては、**AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)**が推奨されていました。このレンズは、広角から中望遠までカバーする高性能ズームレンズで、EDレンズを採用し色収差を抑えたクリアな描写が可能です。また、超音波モーターによる高速・静音AFを実現し、プロの撮影現場での使用に適していました。

Nikon F5の特性として、堅牢なマグネシウム合金製ボディを採用し、防塵・防滴性能を備えている点が挙げられます。最高シャッタースピードは1/8000秒、連写速度は秒間8コマと、当時のフィルムカメラとしては驚異的な性能を誇りました。さらに、3D-RGBマルチパターン測光システムを搭載し、精度の高い露出制御が可能でした。オートフォーカス性能も非常に優れており、5点測距AFシステムを採用することで、動体撮影にも強いカメラとなっています。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
発売日 | 1996年 |
販売台数 | 非公表 |
標準レンズ | AI AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF) |
シャッタースピード | 1/8000秒 |
連写速度 | 8コマ/秒 |
測光方式 | 3D-RGBマルチパターン測光 |
AF測距点 | 5点 |
ボディ素材 | マグネシウム合金 |
防塵・防滴性能 | あり |
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