福島県いわき市で買取させていただいた、 Canon EOS 1Vをご紹介します。
キヤノン株式会社は、1937年に創業された日本の多国籍企業です。本社は東京都大田区に位置しています。キヤノンは、カメラ、レンズ、プリンター、事務機、商業印刷機、医療システム、産業機器など、幅広い製品を提供しています。
キヤノンの社名は、観音(Kannon)から来ています。1934年、同社が開発した日本初の35mm焦点面シャッター式カメラに「Kwanon」という名前を付けました。観音は仏教における慈悲の神であり、この名前はカメラの成功を祈る意味が込められています。その後、「Canon」という名称に変更されました。

キヤノンEOS-1Vは、2000年3月に発売された35mmフィルム一眼レフカメラであり、キヤノンのフィルムカメラのフラッグシップモデルとして登場しました。プロフェッショナル向けに設計され、高速連写性能や堅牢なボディを備えています。2018年まで販売され、キヤノンの最後のフィルム一眼レフカメラとして知られています。
このカメラは、防塵・防滴仕様を採用し、過酷な環境下でも安定した撮影が可能です。ボディの各所にシリコンゴムを用いた防滴・防塵加工が施されており、プロの現場での使用に耐えうる設計となっています。また、45点AFシステムを搭載し、精度の高いオートフォーカスが可能です。さらに、パワードライブブースターPB-E2を装着することで、秒間10コマの高速連写が実現します。

標準レンズとしては、EF 50mm F1.4 USMがセット販売されていました。このレンズは明るい開放F値を持ち、ポートレート撮影や低照度環境での撮影に適しています。EOS-1VはキヤノンEFマウントを採用しており、幅広いEFレンズ群と互換性があります。
フィルムカメラとしての販売台数は公表されていませんが、長期間にわたって販売され、プロ・アマ問わず多くのユーザーに愛用されました。現在でも中古市場で人気があり、フィルム写真を楽しむユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
このカメラは、フィルムカメラの最終進化形ともいえるモデルであり、堅牢なボディと高性能なAFシステムを備えています。デジタル化が進む中でも、フィルムならではの質感を求めるユーザーにとって、今なお魅力的な選択肢となっています。中古市場でも根強い人気があり、フィルム写真を楽しみたい方にはおすすめの一台です。

【スペック】
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2000年3月 |
販売期間 | 2000年~2018年 |
レンズマウント | キヤノンEFマウント |
標準レンズ | EF 50mm F1.4 USM |
AFシステム | 45点AF |
連写速度 | 秒間3.5コマ(PB-E2装着時:秒間10コマ) |
防塵・防滴 | あり(72箇所に防滴・防塵加工) |
使用フィルム | 35mmフィルム |
シャッター速度 | 1/8000秒~30秒 |
ファインダー視野率 | 100% |
測光方式 | 21分割評価測光など6種類 |
ISO感度 | ISO6~6400 |
ボディサイズ | 161×120.8×70.8mm |
重量 | 945g(本体のみ) |
ニーゴ・リユースはCanonのカメラを強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったカメラは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。