宮城県仙台市で買取させていただいた、UESUGI U・BROS-1をご紹介します。
UESUGI(上杉研究所)は、日本の真空管アンプメーカーであり、1971年に上杉佳郎氏によって設立されました。
上杉佳郎氏はオーディオや音楽誌に執筆し、オーディオ評論家としての道を歩んでいましたが、アンプメーカーへの夢を捨てきれず、設立後、多くの真空管オーディオアンプを市場に送り出しました。上杉研究所のアンプは、優れた真空管、洗練された回路設計、美しいワイヤリングによって、高品質な音質再生を実現しています。

ウエスギ U-BROS-1は、1970年代に上杉研究所が初めて開発した真空管プリアンプであり、日本のオーディオ史において重要な位置を占める製品です。このプリアンプは、真空管特有の温かみのある音質と、繊細で豊かな表現力を兼ね備えています。特にアナログレコードの再生において、その性能は際立っており、フォノ回路の設計が高く評価されています。フォノ入力は3系統を備え、異なるカートリッジやターンテーブルを使用する際にも柔軟に対応可能です。また、AUX入力やライン入力も複数搭載されており、幅広いオーディオ機器との接続が可能です。

U-BROS-1の設計には、ECC83(12AX7)とECC82(12AU7)の真空管が採用されており、これにより音楽の細部まで忠実に再現されます。真空管特有の滑らかで豊かな音色は、トランジスタ式プリアンプでは得られない独特の音楽的なニュアンスを提供します。また、電源部が分離型となっているため、ノイズの影響を最小限に抑え、クリアで純度の高い音質を実現しています。この設計は、音楽の透明感や奥行きを際立たせるだけでなく、音楽の躍動感をも引き出します。

U-BROS-1は、アナログ音楽の魅力を追求するリスナーにとって理想的な選択肢です。その卓越した音質と多機能性は、音楽鑑賞を新たな次元へと引き上げる力を持っています。特に、クラシックやジャズなどのジャンルにおいて、その表現力は際立っており、リスナーに感動的な音楽体験を提供します。この製品は、真空管アンプの持つ温かみと豊かな表現力を最大限に引き出すために設計されており、アナログ音楽愛好家にとって欠かせない一台です。
【スペック】
項目 | 詳細 |
---|---|
使用真空管 | ECC83(12AX7)×2、ECC82(12AU7)×2 |
入力端子 | フォノ×3、AUX×3、ライン入力×2 |
出力端子 | 2系統 |
電源部 | 分離型 |
寸法(本体) | W400 × H150 × D300mm |
重量(本体) | 約10kg |
寸法(電源部) | W150 × H100 × D250mm |
重量(電源部) | 約5kg |
ニーゴ・リユースはUESUGIのオーディオ機器を強化買取中です。
壊れていても、どんなに古くても、商品1点から直営店のスタッフが無料出張査定でお伺いし、丁寧に査定いたします。
もちろん査定額に納得が出来ない場合は断っても費用などは一切かかりませんのでご安心ください!
思い出のつまったオーディオは、ニーゴ・リユースにお気軽にご相談ください。
ニトリ仙台松森店さんやしまむらさんなどが一斉に集うショッピングモール内にあるので、たくさんの人が集まる賑やかな場所で営業しています。
どんなに古くても、壊れていても商品1点から直営店のスタッフが宮城県・岩手県・山形県・茨城県のどこへでもお伺いしますので、オーディオ楽器カメラの事はお気軽にご相談ください。